「世界最高峰の大作」登頂に挑む
20世紀ドイツ文学の最高傑作『魔の山』.作家ト-マス・マンをノ-ベル文学賞に導いたとも言われる本作には,「生と死」「啓蒙とエロス」「秩序と混沌」「合理と非合理」がうずまく現実を前に,無垢な青年ハンス・カストロプが葛藤する姿が描かれている.「魔の山」とはいったい何を象徴しているのか.価値観が混沌とする世界で,人はどのように生きていけばいいのか.長大かつ難解な書として有名な世界文学を,余すところなく読み解く!
・小黒 康正
・版型:A5
・総ペ-ジ数:116
・ISBNコ-ド:9784142231638
・出版年月日:2024/05/01