河童の懸場帖(かけばちょう) 東京「物ノ怪(もののけ)」訪問録 / マイナビ

【島村管理コード:15120240109】

評論・エッセイ・読み物・その他

【詳細情報】

現代――。あやかし達だって、悩みながらも一生懸命、生きています。

■あらすじ
配置薬販売のニワトコ薬局No.1販売員の河野遥河(かわのはるか)は、容姿端麗、物腰柔らかで女性社員から大人気。
だが大きな秘密がある。それは真の姿が「河童」だということ。
河野の顧客はクーラーで冷え症になった雪女や、ゲームにハマりドライアイになった山神など、現代病に悩む「物の怪」。
河野は彼らに薬を届ける傍ら、悩みを聞いているのだが、口々に語られるのは人間との切なく悲しい過去で――。

くすっと笑えて、じーんと考えさせられる、現代を生きるあやかし達の物語。

※懸場帖・・・・・・かけばちょう。配置薬の販売員が持つ台帳のこと。薬を置いてもらっている顧客情報が書かれている。


・ISBNコード:9784839964849
・出版年月日:2017/10/20