敗戦,そして朝鮮からの決死の引き揚げ.あの時,私は少年の自分が意識していなかった,「運命」の手が差し伸べられるのをはっきりと感じ取った.きょうまで,私はずっと人間の運命について考えてきた――.・五木 寛之・版型:文庫型・総ペ-ジ数:208・ISBNコ-ド:9784041006108・出版年月日:2013/02/23