江戸の中期より織られておりました和田縞紬を再現した、セルヴィッチ生地(旧式織機を使って織られた生地)の薄手で柔らかな藍染のストール。手染めされた藍染の繊維をモダンなストライプに織り上げています。
和洋どんなファッションにも合わせられるストールです。
●サイズ:長さ180cm(房含む)×幅60cm
●素材:綿100%
販売者:株式会社旺栄 東京都北区王子本町1-4-13加藤ビル1F
【使用上の注意】
・藍染め商品は、色移りする可能性があります。1〜2回洗ってからのご使用をお勧めします。
・色移りしやすい為、他のものと区別して洗って下さい。
・水洗いもしくは漂白剤未混入の中性洗剤をご使用下さい。
・洗濯機では洗わないで下さい。
・直射日光のあたらない場所で保管して下さい。また強く擦れると他の衣類に色が移るので、色の薄いものとは一緒に保管しないようにして下さい。<BR>
※本商品は効能を保証するものではありません。
徳島県の藍染は、江戸時代になって阿波の藩主、蜂須賀至鎮の奨励によってこの地で隆盛を極めました。この地の藍はその品質のよさから『正藍』ほかの地の藍は『地藍』と呼んで区別され、全国各地で珍重されてきました。藍染めの方法には、生葉で染める「生葉染め(なまはぞめ)」もありますが、徳島県の藍染めは、阿波藍を原料にして、「発酵建て」という方法で染められます。
藍は、単色ではなく、青あい、紅あい、紫あい、黒あいなどの様々な色から作り出されています。
一度で濃い色に染められないために、染める、絞る、乾かすの工程を、何度も繰り返しています。一般に、阿波正藍染は30回ほど水洗いした後に本来の色合いが出てくると言われていますが、水洗いのたびに調和のとれていない色が落とされて、深みのある色が醸し出されていくのです。また、防虫効果があるとされる独特の香りも、四季を経るごとにその味わいを増し、着る人に安らぎを与えてくれます。
昭和43年に「阿波正藍染法」として、県の無形文化財に指定されており、阿波正藍染は生活の中で磨かれてゆく染め物です。



