8949:ブラックパティーナEX ステンドグラス 100cc 定着性の良いハンダ部分黒染液

ブラックパティーナEXは半田部分を黒く染める薬品です。布に付けて拭く様に染めつけてください。
半田作業をしてから時間が経っているという場合は、目には見えない酸化被膜が出来ています。また作業中に作品を触ることで手の脂などが半田部分に付いています。
酸化被膜を取る「脱酸」や油脂成分を取る「脱脂」がきれいに出来ていないと、ムラになったりして良く染まりません。使用前に作品を良く磨いてください。
ブラックパティーナEXで黒く染める(私の方法)
以下は以前ブラックパティーナEXを使用した方が掲示板に投稿されたものです。
●パティーナ作業
パティーナに関しては、前後の処理に手間をかけることで、真っ黒ツヤツヤにするやり方を見つけました。
 まず中性洗剤+スポンジ でお湯洗い

 ↓ 粉末クレンザー+ナイロンスポンジ でお湯洗い
 ↓ 石膏の粉+ナイロンスポンジ でお湯洗い *粉に黒っぽい色が出なくなるまで
 ↓ 再度、中性洗剤&スポンジでお湯洗い *この時、お湯を使って適度に作品全体を温めます。
 ↓ パティーナEXで、しっかり一度塗り (二度塗ると、なぜかチラホラ銅色が出てしまうことが多いので)
 ↓ ポリワックス塗布 (容器の説明書どおりに使用)
これで、一旦終了です。

この段階では、極わずかに黒さが足りなかったり、数日後にはガラスが雲ったり脱脂不十分で半田の白っぽい粉が出て来たりするかもしれませんが、そのままにしておきます。そして一週間くらいしてから、黒い車用のワックスシャンプー(ノーコンパウンド)で水洗い。この作業はポリワックス塗布後すぐにやるのは厳禁です。(せっかくのパティーナを削り取ってしまうようです)。以上で、終了です。

これでイヤというほど黒くツヤツヤになりました(抑えた黒or艶が好きな方には向きません)。