竹の造形美が際立つ茶こし
竹一筋100年以上の歴史を誇る「公長齋小菅」の名品、竹の茶こし。卓越した技術が魅せる芸術的に美しい編み目は、まさに職人技。「丁寧」という言葉をそのまま映し出したような佇まいは、今も昔も日本人が大切にしている繊細な感性をたおやかに育んでくれるよう。天然素材の竹が毎日のティータイムに清涼感を添え、お気に入りの器にも安心してご使用いただけます。
1.確かな手仕事が生み出す造形美
整った編み目、歪みのない丸いフォルムが気品ある公長齋小菅の竹の 茶こしは職人の熟練した技術によって生み出されるまさに芸術品。
細やかに編み込まれた目は手作業とは思えないほど美しく、開いた茶葉をしっかりキャッチします。
天然素材である国産の竹を使用しているので、お茶本来の味を愉しむことができ、その風合いにより清々しさも感じることができます。
2.機能的デザインの引っ掛け穴
公長齋小菅の竹の茶こしは引っ掛け穴がある事が最大の特徴です。お茶を淹れる際に、器の縁に引っ掛けることができ、手が離せるのが扱いやすさにもつながっています。
使わない時は、引っ掛け収納が可能。いつでも手に取りやすいところに引っ掛けておけば、毎日のくつろぎの時間が待ち遠しくなりますね。
細部に渡り丁寧な手仕事
縁と持ち手部分はしっかりと藤巻で結ばれ、美しく配置された様子がアクセントにもなっています。(写真左)
また、底部は昔ながらの菊底編みという技法で編まれており、上から押さえてもビクともしないくらい丈夫な仕上がりに。編み込んだ竹製品は、鉄の強度と同じくらい丈夫になると言われています。(写真右)
3.お気に入りの器にも安心して使える
天然素材の竹は水に強く丈夫でありながら、しなやかさも持ち合わせています。竹本来のやわらかで優しい質感は食器を傷付けにくく、お気に入りの器にも安心してお使いいただけます。
4.先祖代々受け継いだ並外れた技術
公長齋小菅は、偉大なご先祖の芸術的な才能に敬意を表し1898年に創業。小菅家6代目を公長と称し、紀州徳川家11代藩主顕龍公に御用絵師として仕えました。
以来、その感性は大切に受け継がれ、現在もモノ作りに生かされています。
竹という素材は、カゴやザル、割り箸といった日用品から茶道具に至るまで、古くから日本人の暮らしに広く親しまれています。
公長齋小菅が生み出す竹製品は、日本人が大切にしてきた「繊細」や「丁寧」といった感性や価値観を忘れる事なく、丹精込めて作られています。
5.世界も認める竹製品
卓越した技術と感性を自在に操り、美しく表現されている公長斎小菅の竹製品の数々。それらは宮内庁御用達で、世界の博覧会でも多数受賞しています。
毎日使うものだからこそ、使いやすく良質なものを。繊細な美しさと温かさを宿す竹の茶こしは、使い込むほどに味わい深く変化していきます。
長年にわたり受け継がれてきた職人技や感性を感じながら、その経年変化を愉しむことができる暮らしの道具です。
購入前の確認事項
●商品について
竹は自然素材の為、特有の傷や色むらが見られることがあります。1点1点すべて異なる素材を使っておりますので味わいとしてお楽しみください。
細い竹ひごを使用しているため、折れや割れ、ささくれがある場合がございますが不具合ではございませんので予めご了承ください。
手作業で製作しているため、仕上がりには個体差がございます。細かい茶葉などを入れると網目の隙間から出てしまうことがございますので、気になる場合は大き目のものを入れることをお勧めします。
反りや割れにつながる為、直火、電子レンジ、オーブンのご使用は避けてください。
使用後は水の中に長時間放置せず、たわしや研磨剤のご使用は避け、柔らかいスポンジと薄めた中性洗剤で洗浄してください。
洗浄後は柔らかい布でしっかり水分を拭き取り通気性の良い場所で自然乾燥させてください。
反りや割れにつながる為つけ置き洗い、熱湯、食器洗浄機、食器乾燥器のご使用は避けてください。
全体の形状と重量
サイズ:約φ70 × L170mm