K−POP現代史 ――韓国大衆音楽の誕生からBTSまで (ちくま新書 1722)

BTS、BLACKPINK、TWICE、NCT、IVE、BoA、少女時代、ソテジ・ワ・アイドゥル… 世界的熱狂を生んだ激動の100年 いま世界を席巻するK-POPは、いかにして生まれたのか? 植民地支配下における韓国大衆音楽の誕生、隣国日本との歴史的葛藤、「韓国といえば演歌」の時代、社会に議論を巻き起こしたヒップホップ、民主化、経済危機、IT化、「戦後最悪の日韓関係」の中で花開いたK‐POPブーム、そして力強いメッセージとアイドル性を兼ね備えたBTSの世界的成功まで、激動の100年の情勢を押さえつつ、今日に至るジャンルと国境を越えたダイナミックな発展を通史的に論じる。 目次 第1章 K-POP前史 ──韓国大衆音楽の誕生と発展 第2章 戦後日韓関係と「韓国ブーム」 ──「韓国といえば演歌」の時代 第3章 K-POPの誕生と越境 ──民主化・ネット社会・韓流 第4章 ソーシャルメディア時代のK-POPブーム ──少女時代・KARA・TWICE・NiziU 第5章 世界化するK-POP ──BTS成功の秘密