大きいサイズの男性用浴衣の制作に!裄丈80cmまでお仕立て可能です。
綿麻スラブ浴衣反物は、スラブ糸を織り込むことで立体感を出した涼感のある浴衣地です。スラブ糸とは、細い部分と太い部分をランダムに作り出した手紡ぎのような風合いのある糸です。
縦糸には麻が使われているため、適度なシャリ感があります。
知多木綿は、江戸時代に 現在の愛知県知多半島で織られるようになった 白生地の木綿反物です。
今も明治時代と変わらないシャトル機で、ゆっくりと生地を織っています。
主に、浴衣、甚平、手ぬぐいなど、庶民的な日本文化には欠かせない小幅の反物生地が今でも織られています。
愛知県知多半島で織りあがった知多木綿は、大阪の工場に送られ、ここで晒し加工されます。
大阪の堺市には、いまでも和晒しの伝統を受け継ぐ工場が集まっています。
晒とは、織りあがった生地に含まれている不純物を落とす工程で、染色 前には欠かせない工程です!
和晒は そのままの状態で、釜で煮込みながら時間と手間をかけて晒す 昔ながらのこだわりの加工法です。
雪花絞りは毛細管現象を利用した染色技法です。
単色でも濃淡の幅のある美しい雪花絞りを染めるには、なるべく浸透の良い生地を選ぶ必要があります。
雪花絞りの染色見本 ( こちらは商品に含まれません。)
(使用染料)スレン染料:黒 反応性染料:ブルー
全く同じパターンに畳んでも、染料の種類や浸透具合によって、模様が千変万化します。実験を繰り返すような気持ちで、いろいろ試してみましょう!
☆---★---☆---☆---まとめ ---☆---☆---★---☆---☆---☆---★---☆---☆---☆---★---☆---☆---☆---★---☆
この生地は知多木綿の織元で織られた麻混スラブの浴衣用反物です。反物幅は42cm以上、キングサイズですので、大きいサイズの男性の浴衣も仕立てられます。
(注)裄丈は 反物幅×2-縫い代が最大サイズです。
麻混のスラブ織りの生地ですので、適度なシャリ感があり、太い糸がランダムに入った格子状の柄が特徴です。