人を大切にし組織を伸ばす 稲盛和夫の言葉

京セラを創業し、第二電電の設立やJAL再生などで日本社会を大きく変えた稲盛和夫。 巨大企業の中心にいながら、自らの利益を追求するのではなく、 社会に尽くす姿勢を貫き、多くの支持者を得る、日本を代表する経営者です。 稲盛は進学も就職も希望通りにいかず、決して最初から順風満帆な人生だったわけではありません。 しかし、転職を迷っていた頃、今の仕事に「不満を感じなくなるぐらい没頭しよう」と決心したことで 道がひらけ、熱い想いで研究に取り組んで成功を手繰り寄せたのです。 また、それに留まらず「人間として正しい」ことを成すために多くの社会事業に取り組み続けたことで、今日の名声を確固たるものにしたのです。 そんな稲盛和夫の言葉には、彼の熱い魂と粘り強さ、 そして最も大切にする「利他の精神」がたっぷりと詰まっています。 本書では、そこから80の言葉を厳選し、豊富な実例を交えて分かりやすく紹介します。 稲盛和夫の言葉が、きっとみなさまの魂をも熱く燃やし、夢の実現に導くでしょう。