吉川英治 大活字本シリーズ 三国志 第八巻 図南の巻
吉川 英治 著
A5判 672ページ
価格4,200円+税
ISBN978-4-86251-546-9
吉川英治の超大作!「三国志」の第8巻「図南の巻」を収載。
大筋は中国明代の羅貫中『三国志演義』に沿いつつ、人物描写は日本人向けに大胆にアレンジし、今日までの日本における三国志関連作品へ多大な影響を及ぼしている。
第8巻は曹操が魏公に昇ってから、関羽が樊城で于禁らを捕らえるまでを描いている。
目次
日輪
上・中・下
酒中別人
魏延と黄忠
短髪壮士
落鳳坡
破軍星
草を刈る
金雁橋
西涼ふたたび燃ゆ
馬超と張飛
成都陥落
臨江亭会談
冬葉啾々
漢中併呑
剣と戟と楯
遼来々
鵞毛の兵
休戦
柑子と牡丹
藤花の冠
神卜
正月十五夜
御林の火
陣前公用の美酒
敗将
老将の功
絶妙好辞
一股傷折
趙子龍
次男曹彰
鶏肋
漢中王に昇る
烽火台
生きて出る柩
関平
七軍魚鼈となる
著者プロフィール
吉川 英治(ヨシカワ エイジ)
1892年〈明治25年〉〜1962年〈昭和37年〉。本名:吉川 英次。
様々な職についたのち作家活動に入り、『鳴門秘帖』などで人気作家となる。
代表作に『宮本武蔵』や『新・平家物語』がある。