吉川英治 大活字本シリーズ 三国志 第四巻 臣道の巻
吉川 英治 著
A5判 640ページ
価格4,200円+税
ISBN978-4-86251-542-1
吉川英治の超大作!「三国志」の第4巻「臣道の巻」を収載。
大筋は中国明代の羅貫中『三国志演義』に沿いつつ、人物描写は日本人向けに大胆にアレンジし、今日までの日本における三国志関連作品へ多大な影響を及ぼしている。
第4巻は呂布の滅亡から、関羽が曹操の下を辞するまでを描いている。
目次
煩悩攻防戦
破瓶
白門楼始末
許田の猟
秘勅を縫う
油情燈心
鶏鳴
青梅、酒ヲ煮テ、英雄ヲ論ズ
雷怯子
兇門脱出
偽帝の末路
霧風
一書十万兵
丞相旗
鬮
不戦不和
奇舌学人
雷鼓
鸚鵡州
太医吉平
美童
火か人か
小児病患者
玄徳冀州へ奔る
恋の曹操
大歩す臣道
破衣錦心
白馬の野
報恩一隻手
黄河を渡る
燈花占
風の便り
避客牌
著者プロフィール
吉川 英治(ヨシカワ エイジ)
1892年〈明治25年〉〜1962年〈昭和37年〉。本名:吉川 英次。
様々な職についたのち作家活動に入り、『鳴門秘帖』などで人気作家となる。
代表作に『宮本武蔵』や『新・平家物語』がある。