更年期の壁

中島 潤子 著、今井 一彰 監修
四六判 264ページ
価格1,800円+税
ISBN978-4-86251-533-9

誰にでも訪れる更年期。この更年期に起こる体の不調は、人生では避けられない”大きな壁”です。

この”壁”は女性だけでなく、男性にも立ちはだかることがあります。

現代医学の常識では、更年期の体の問題は性ホルモンが関連して起こるとされていますが、標準的な治療を受けても、不調が改善しないことは珍しくありません。

この本では、今まで知られていなかった「もう一つの『更年期障害の原因』」に注目して、この目に見えない「更年期の壁」の乗り越え方、すり抜け方をご紹介していきます。

人生100年時代、皆様が「更年期の壁」に振り回されることなく、「より健康で、より幸せな人生」をお過ごしいただく手助けになればと考えています。
精神面の症状がクローズアップされがちな発達障害ですが、実はたくさんの身体症状を伴うことがあります。それにも、やはりれっきとした理由があるのです。

それらの理由を知ることが、適切な対策の第一歩になります。

ですから本書では、発達障害のお子さんを持つ親御さんが抱く疑問や不安に、まずお答えできるようにしました。

そして、もう1つお伝えしたいのが、 発達障害に対しては「クスリを使う前に」あるいは「すでにクスリを使っていても」、食事の改善をはじめとして、できることがたくさんあることです。

一昔前に比べると、多くの子どもたちに安易に診断が下され、すぐにクスリが処方されるケースがふえています。

けれども、実際には、クスリを使う前に、日ごろの食生活を見直したり、脳を適切に刺激するために自宅でできることを取り入れたりして、改善できるケースも多いのです。

本書でそのことを知って、ぜひ家庭でできる対策に取り組んでいただければと思います。実際に、できる範囲から食事を変えていくと、発達障害の症状が劇的によくなっていくお子さんが多くいます。

食事の参考のために、子どもの脳と体を守るレシピを多数紹介しています。ぜひお役立てください。

目次

この本について・対談
第1章 「発達障害」とはどのようなものか
第2章 発達障害の本当の改善法
第3章 クスリに頼らず発達障害がよくなった例
第4章 発達障害をよくする食事
〜子どもの脳と体を守るレシピ40
第5章 発達障害のメカニズムをくわしく解説

著者プロフィール

内山 葉子(ウチヤマ ヨウコ)
関西医科大学卒業・大学病院・総合病院で腎臓内科・循環器・内分泌を専門に臨床・研究を行った後、福岡県北九州市で葉子クリニックを開設、院長を務める。医学博士、総合内科専門医、腎臓内科専門医。全人的な医療に基づき、自然医療や漢方・機能性食品などの補完・代替医療と西洋医学、心のケアなどを統合的に行い、さまざまな分野の難治性疾患の治療を行う。著書に『子どもの病気は食事で治す』『毒だらけ』(評言社)、『免疫力をととのえる 薬膳酵素ごはん』『デジタル毒』『改訂増補版 おなかのカビが病気の原因だった』(ユサブル)、『腎臓をよくする食事』(三和書籍)などがある。

国光 美佳(クニミツ ミカ)
大妻女子大学家政学部児童学科卒業後、幼稚園、学童保育所に勤務。女子栄養大学文科省認可通信講座「栄養と料理一般講座」を修了。NPO法人「食品と暮らしの安全基金」勤務を経て、「食育心理研究所」設立。発達障害、低体温、うつ症状、睡眠障害などミネラル補給による改善例の発信、レシ 監修、および食生活と心のケアの両面から家庭教育相談、「家庭」×「給食」×「教育」の3本柱で子どもたちの育ちを支えるミネラルハート実践講座、出張授業、講演活動などを展開している。監修書に『奇跡の食育(2)』(美健ガイド社)、共著に『食べなきゃ、危険!』『脳にも悪い違反食品』 (三五館シンシャ)がある。育児雑誌「クーヨン」(クレヨンハウス)にて「ミネラルオーガニック相談室」を連載中。一般社団法人国際食学協会理事。