コンプライアンス時代の契約実務

拓殖大学講師
露木美幸 著
A5判 並製 219頁
ISBN978-4-86251-043-3 C2032

ビジネスの契約で注意すべき法律知識がこの一冊にまとめてある。リスクを回避しつつスムーズに契約を締結するには何に気をつければいいのかがわかる。各種契約書のひな形をコメント付きで収録。
目次

はじめに

第1章 リスクマネジメント・コンプライアンス・CSR

1−01 リスクマネジメント
1−02 ステークホルダー
1−03 コンプライアンス
1−04 コンプライアンスとリスクマネジメント
1−05 CSR
1−06 CSRリスクマネジメント
1−07 社会生活上の義務(Verkehrspflicht)と企業
1−08 コンプライアンス(社会的要請の実現)とCSR(社会的責任の実現)の開示
1−09 契約とリスクマネジメント
1−10 例題

第2章 契約と法律の基礎知識

2−01 規範
2−02 成文法(制定法)と不文法
2−03 制定法の分類(1)
2−04 制定法の分類(2)
2−05 私法の原理原則
2−06 権利・義務と債権・債務
2−07 物(1)
2−08 物(2)
2−09 物権と債権
2−10 善意・悪意/故意・過失、民法上の注意義務
2−11 意思表示
2−12 意思表示の効果(有効・無効/取消・追認)
2−13 契約によって発生する債権・債務
2−14 典型契約と非典型契約
2−15 契約の分類
2−16 財貸移転型の契約
2−17 賃借型の契約
2−18 労務型の契約(1)有償型
2−19 労務型の契約(1)有償型

第3章 契約成立過程

3−01 契約発生の一連の手続
3−02 成立要件
3−03 有効要件(1)内容に関する有効要件
3−04 有効要件(2)当事者に関する有効要件
3−05 制限行為能力
3−06 意思の不存在
3−07 瑕疵ある意思表示
3−08 効力発生要件
3−09 代理の要件
3−10 無権代理の場合(本人の取り得る手段)
3−11 無権代理の場合(相手方の取り得る手段)
3−12 表見代理
3−13 効果帰属要件

第4章 契約交渉過程

4−01 取引交渉時に取り決めておくべき事項
4−02 目的物の質に関する事項
4−03 弁済に関する事項
4−04 目的物の引渡に関する事項(引渡場所)
4−05 目的物の引渡に関する事項(引渡時期)
4−06 目的物の引渡に関する事項(引渡方法)
4−07 代金の支払に関する事項(支払場所)
4−08 代金の支払に関する事項(支払時期)
4−09 代金の支払に関する事項(支払方法)
4−10 費用負担に関する事項
4−11 所有権移転に関する事項
4−12 瑕疵担保責任に関する事項(1)
4−13 瑕疵担保責任に関する事項(2)
4−14 不可抗力に関する事項(危険負担に関する事項)(1)
4−15 不可抗力に関する事項(危険負担に関する事項)(2)
4−16 債務者の帰責性に関する事項
4−17 債権者の帰責性に関する事項
4−18 損害賠償に関する事項
4−19 解除に関する事項
4−20 債権担保に関する事項(1)
4−21 債権担保に関する事項(2)
4−22 準拠法・管轄裁判所に関する事項

第5章 契約書作成過程

5−01 契約交渉から契約締結
5−02 契約書
5−03 契約書の基本構成
5−04 契約書のフォーマット
5−05 契約関連文書1(秘密保持契約)
5−06 契約関連文書2(覚書・念書)
5−07 契約関連文書3(議事録・予備的合意書)
5−08 契約関連文書4(見積書・注文書・納品書)
5−09 印鑑

第6章 各種契約締結過程

6−01 商品を売買する契約の注意点
6−02 商品売買契約書
6−03 取引基本契約書
6−04 労務を利用する契約の注意点
6−05 業務委託契約書
6−06 工事請負契約書
6−07 商品販売に関する契約の注意点
6−08 代理店契約書
6−09 特約店契約書
6−10 商品販売委託契約書
6−11 知的財産に関する契約の注意点
6−12 ソフトウェア開発委託契約書
6−13 ライセンス契約書
6−14 情報漏洩防止に関する契約の注意点
6−15 秘密保持契約書

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