民法演習 はじめて解いてみる16問 (単行本)

学部1年生から4年生(・法科大学院生)まで,民法の授業の進度にあわせてずっと使える演習書。定期試験を想定し,財産法の全分野から頻出・典型論点を精選。事例問題の解き方が明快に言語化され,知識の理解度と答案を書く力がぐっと高まる。全問答案例つき はしがきより抜粋 …本書は,法学部1~4年生又は法科大学院未修者コースの学生が(はじめて)民法の定期試験に臨むことを想定して,このような厄介さを克服する一助となるよう,「事例問題の解き方」の習得を目標とした演習教材である。もちろん,この解き方には,法解釈の結論と同様に,唯一絶対の正解は存在しないが,著者一同の経験を踏まえた本書の記載は,読者にとって一定の指針となるはずである。このような解き方は,司法試験や予備試験,法科大学院入試にも共通して求められるものであるため,法曹コース生や法科大学院既修者コースの学生等,より幅広い読者の役に立つことも期待される。 ?本書は,まずは基礎編として,具体的な事案における法の適用のあり方や,その難しさの源を説明した(1)基本となる単純な法律関係と,そのことを踏まえた(2)民法事例問題の解き方が説かれる。この部分を言語化し