2030年の東京 (祥伝社新書)

可視化された近未来 2030年、東京は本格的な人口減少時代を迎え、いっそうの高齢化が予想される。社会は激変し、街の風景は一変するだろう。23区内で買物難民が発生したり、手術が半年待ちになったりするかもしれない。DXの進展で職を失う人の増加も懸念される。そんな近未来を、「仕事」「家族」「街、住まい」「暮らし」「老後」に分けて可視化したのが、本書である。著者2人が提示した処方箋に耳を傾けよう。今なら間に合うのだから (以下、目次) プロローグ――東京住男(仮名・60歳男性)の1日 第1章 仕事はこうなる 産業構造の変化/会社と個人の新たな関係/日本流ジョブ型雇用/学ぶべきスキル……ほか 第2章 家族はこうなる 単身高齢者の増加/これまでの街では対処できない/新たな家族形態に合わせたサービス/公立小学校に送り迎え……ほか 第3章 街、住まいはこうなる 鉄道会社のビジネスモデルの破綻/タワーマンションとニュータウンの共通性/街を捨てる人たち/これから伸びる街……ほか 第4章 暮らしはこうなる 商店の復活/キャッシュレス化はどこまで進むか/治安の悪化/義務教育の見直し……ほか 第5章 老後はこ