NK-1025 江戸伝承木版画 葛飾北斎「北斎あぶな絵名画撰」特彫り全三図
葛飾 北斎(かつしか ほくさい)
宝暦10年(1760年)〜嘉永2年(1849年)
19世紀後半にヨーロッパを中心に広がった「ジャポニズム」。
その影響を受けたマネ、モネ、ドガ、セザンヌ、そしてゴッホ、ゴーガン、ロートレック。
彼らに多大な影響を与えたと言われるのが葛飾北斎である。
1998年に米国「ライフ」誌が企画した「この1000年間に偉大な業績をあげた世界の人物100人」では、 日本でただ一人、北斎だけが選ばれている。
1849年4月18日、数え年90歳で息を引きとる際に残した、「天我をして五年の命を保たしめば、真正の画工となるを得べし」の言葉は、老境の域に達してからも絵描きとして“情熱”とその姿勢を持ち続けたことを裏づける。
代表作「富嶽三十六景」は数え年で71歳前後の作品である。
その北斎が取り組んだ「春画」は北斎独自の視点や構図、そして題材で描かれている。
画面いっぱいにうごめく交合姿態。バロック的ともいえる近接画法。
それは、我々を匂い立つようなエロティシズムの世界に誘う。
江戸伝承木版画 葛飾北斎
『北斎あぶな絵名画撰』
特彫全三図
証明書・詳細解説書付
世界限定 通しナンバー入り