サンクリスタル乳剤の効果・特長
野菜のうどんこ病、ハダニ類、コナジラミ類、アブラムシ類をまとめて防除します。
薬剤耐性うどんこ病菌、薬剤抵抗性ハダニ類やアブラムシにも有効です。
有効成分は食用油脂で収穫前日まで使用できます。
ミツバチに対する安全性が高く、天敵の活動にも影響が少ないです。
有効成分
脂肪酸グリセリド 90.0%
(淡黄色澄明可乳化油状液体)
適用表作物名 | 適用病害虫名 | 希釈倍数 | 10aあたり使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 |
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野菜類 (なす、トマト、ミニトマト しゅんぎくを除く) | アブラムシ類 コナジラミ類 | 300倍 | 150〜500L/10a | 収穫前日まで | ー | 散布 |
ハダニ類 うどんこ病 | 300〜600倍 |
なす | アブラムシ類 コナジラミ類 | 300倍 |
チャノホコリダニ ハダニ類 うどんこ病 | 300〜600倍 |
トマト ミニトマト | アブラムシ類 コナジラミ類 | 300倍 |
トマトサビダニ ハダニ類 うどんこ病 | 300〜600倍 |
しゅんぎく | アブラムシ類 コナジラミ類 ハクサイダニ | 300倍 |
ハダニ類 うどんこ病 | 300〜600倍 |
茶 | チャノナガサビダニ カンザワハダニ | 摘採前日まで |
りんご いちじく ぶどう | ハダニ類 | 600倍 | 200〜700L/10a | 収穫前日まで |
かんきつ | ミカンキジラミ |
げっきつ | ー |
花き類・観葉植物 | ハダニ類 うどんこ病 | 150〜500L/10a |
使用方法
・病害虫の発生初期が防除適期です。
・本剤は病害虫の体表面に付着することで効果を発揮するので、ムラなく散布してください。
・多発時には害虫の移動も盛んなため、1回散布よりも数日間隔の連続散布が有効です。
・本剤は物理的に作用する剤であるため、病害虫にムラなくかかるよう、葉の表裏へ丁寧に十分散布しましょう。
・1週間間隔で希釈液を2〜3回連用すると効果的です。
・ストロビルリン系の殺菌剤(アゾキシストロビン剤、クレソキシムメチル剤)及びTPN剤とその混合剤との混用散布及び近接散布により薬害を生じる場合がありますので、混用及び近接散布は避けてください。
・ストロビルリン系殺菌剤を散布した後は、2週間以上間隔をあけて本剤を散布してください。
・アセタミプリド剤、トリフルミゾール剤、ベノミル剤、キャプタン剤との混用も薬害を生じるおそれがあるので使用しないでください。
・葉面散布肥料との混用により薬害を生ずる場合がありますので、混用はさけてください。
使用上の注意
※拡展性に優れるため、展着剤を加用する必要はありません。
・希釈倍数を遵守し、葉裏等に散布むらを生じないように丁寧に散布してください。
・高温時には葉に薬害を生じることがあるので、施設では温度管理に十分注意してください。
・トリアジン水和剤、スルフェン酸系水和剤、キャプタン水和剤およびストロピルリン系薬剤との同時施用及び近接散布は、薬害を生じる恐れがあるのでさけてください。
・害虫に対する防除では、多発生時に効果を高める為に、数日間閣で連続散布してください。
★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。