ビームプリンス粒剤の効果・特長
育苗箱の処理で、葉いもち病と水稲の主要な初〜中期害虫を同時防除できます。
低薬量で高い効果を示すとともに、長時間にわたり効果が持続するので、省力的、経済的です。
有効成分
トリシクラゾール 4.0%
フィプロニル 1.0%
(黄赤色細粒)
使用方法
箱当たり50gを均一に育苗箱の上から均一に散布し、葉に付着した薬剤を払い落とし、軽く散水したのち田植機にかけて移植してください。
本剤を使用した圃場の田面水は、絶対に水産動物の養殖には使用せず、養魚田、養殖池などには田面水が流れ込まないようにしてください。
特に「エビ類」の養殖の場合には十分注意してください。
ツマグロヨコバイに対しては効果が劣るので、萎縮病・黄萎病の罹病率が高い地区では十分注意してください。
適用表作物名 | 適用病害虫名 | 希釈水量・使用量 | 使用時期 | 使用方法 | 使用回数 |
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稲(箱育苗) | いもち病 イネミズゾウムシ イネドロオイムシ ウンカ類 コブノメイガ ニカメイチュウ イネツトムシ イナゴ類 イネアザミウマ | 育苗箱 (30×60×3cm 使用土壌約5L) 1箱当り50g | 移植3日前〜移植当日 | 育苗箱の苗の上から 均一に散布する | 本剤:1回 フィプロニル:1回 トリシクラゾール:4回以内 (育苗箱への処理は1回以内 本田では3回以内) |
使用上の注意
・葉の黄化や葉先枯れ等の薬害を生ずる場合があるので、使用量、使用時期、使用方法を厳守してください。
・軟弱徒長苗、むれ苗、移植適期を過ぎた苗などには薬害を生ずる恐れがあるので、使用を避けてください。
・稲苗の葉が濡れていると薬害を生じやすいので、散布直前の灌水はしないでください。
・深植では薬害を生じやすいので深植にならないように注意してください。
・本田が砂質土壌の水田や漏水田、未熟堆肥多用田の場合は使用を避けてください。
★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。