殺虫剤 トラサイドA乳剤 500ml

■MEP とマラソンを混合し、さらに特殊浸逹性活性剤を配合した製剤です。
■浸逹性を付加させたことで樹皮内の幼虫に優れた殺虫効果を示します。

【有効成分】
マラソン(PRTR・1 種) 10.0%
MEP(PRTR・1 種) 40.0%
(黄褐色可乳化液体)
トラサイドA乳剤の効果・特長

MEP とマラソンを混合し、さらに特殊浸逹性活性剤を配合した製剤です。
浸逹性を付加させたことで樹皮内の幼虫に優れた殺虫効果を示します。


有効成分

マラソン(PRTR・1 種) 10.0%
MEP(PRTR・1 種) 40.0%
(黄褐色可乳化液体)


適用表
作物名適用病害虫名希釈倍数使用液量使用時期本剤の使用回数使用方法マラソンを含む農薬の
総使用回数
MEPを含む農薬の
総使用回数
ぶどうブドウトラカミキリ200〜300倍200〜700L/10a発芽前(休眠期)2回以内散布6回以内4回以内
(収穫終了後から萌芽までは2回以内
萌芽後は2回以内)
みかんカミキリムシ類200倍0.5〜2.0L/樹産卵最盛期〜
幼虫食入初期
※収穫14日前まで
1回樹幹部に十分散布5回以内5回以内
(樹幹処理は1回以内)
ももコスカシバ200〜300倍100〜450L/10a収穫後〜
発芽前(幼虫食入期)
樹幹及び主枝に
十分散布する
6回以内
(樹幹処理は1回以内)
ネクタリン200〜300倍3回以内3回以内3回以内
すもも200倍2回以内2回以内2回以内
りんごカミキリムシ類200倍0.5〜2.0L/樹産卵初期〜
産卵最盛期直前
※収穫30日前まで
3回以内樹幹部に十分散布5回以内
(休眠期から芽出直後までは1回以内)
3回以内
キクイムシ類200倍4〜7月
※収穫30日前まで
リンゴアナアキゾウムシ200倍7〜8月(幼虫食入期)
※収穫30日前まで
200倍3L/樹地際部灌注
なしカミキリムシ類200倍0.5〜2.0L/樹6〜7月
(産卵初期〜
産卵最盛期直前)
※収穫21日前まで
5回以内樹幹部に十分散布5回以内
(休眠期は1回以内)
6回以内
キクイムシ類200倍4〜7月
※収穫21日前まで
おうとうリンゴアナアキゾウムシ200倍7〜8月
(幼虫食入期)
1回5回以内
(休眠期の50倍希釈散布は1回以内)
2回以内
(樹幹処理及び灌注処理は
合計1回以内)
200倍3L/樹地際部灌注
コスカシバ200倍100〜450L/10a収穫後〜萌芽前
(幼虫食入期)
樹幹及び主枝に
十分散布する
くりカミキリムシ類100〜200倍0.5〜2.0L/樹裂果前
※収穫14日前まで
樹幹部に十分散布4回以内4回以内
(樹幹処理は1回以内)
クリタマバチ200倍200〜700L/10a発芽直前散布
かきヒメコスカシバ200倍0.5〜2.0L/樹産卵期〜幼虫食入初期
※収穫30日前まで
2回以内樹幹部に十分散布3回以内
(樹幹処理は2回以内)
カミキリムシ類100〜200倍100〜300L/10a発芽前(3〜4月)
及び夏切直後
6回以内散布6回以内6回以内
100倍晩秋期

2021年3月4日現在の登録内容です。農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。

使用上の注意

・本剤が他の農作物の葉にかかると薬害を生じるおそれがあります。
・ぶどうの休眠期、くりの発芽直前に使用する場合、使用時期が遅れると新芽、新葉に薬害を生じるおそれがあるので、時期を失しないよう注意してください。
・ぶどうに使用する場合、本剤は開花の日以前の使用であるので安全使用基準に該当しないが、MEP を含む農薬の使用回数は2回以内と決められているので留意してください。
・ブドウトラカミキリには10月下旬〜11月上旬頃の秋期防除または2月下旬〜発芽前の春期防除で優れた効果が得られます。
・カミキリムシ防除に使用する場合は残効性が短く、使用時期を失すると効果が劣るので適期に散布するように注意してください。
 産卵最盛期〜幼虫食入期が本剤散布の適期です。(6月〜7月頃)
 なお、カミキリムシ類成虫の発生が長びく場合は、産卵最盛期直前と幼虫食入期の2回散布が効果的です。
・散布液が葉にかかると薬害を生じるおそれがあるので、樹幹部のみに散布してください。
 特に新葉時期の散布は薬害を生じやすいので注意してください。
・調製した散布液はその日のうちに使用してください。
・雨天や降雨直後の散布は殺虫効果が劣るのでさけてください。
・石灰硫黄合剤、ボルドー液等アルカリ性薬剤との混用はさけてください。
・本剤をみかんに使用する場合は、コート薬剤と混合して散布してもよいです。
・桑に使用する場合は、発芽前(3 〜4月)及び夏切り直後に薬液がしたたり落ちる程度に十分散布してください。
 発芽後の散布は薬害を生じるので使用しないでください。
・蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
・ミツバチに対して影響があるので、散布時は注意してください。





★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。