セイビアーフロアブル20の効果・特長
各作物の灰色かび病・菌核病に対し、発生前からの散布で高い防除効果を示します。
ベンゾイミダゾール系、ジカルボキシイミド系、ジエトフェンカルブの各種薬剤耐性菌に対しても高い効果を発揮します。
長い残効性と優れた耐雨性により、安定した防除効果を示します。
ミツバチ、マルハナバチ、蚕、チリカブリダニなどの有用生物に対して影響がほとんどありません。
有効成分
フルジオキソニル 20.0%
(類白色水和性粘稠懸濁液体)
適用表作物名 | 適用病害虫名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | フルジオキソニルを含む 農薬の総使用回数 |
---|
ぶどう | 晩腐病 灰色かび病 | 1000〜2000倍 | 200〜700L/10a | 収穫21日前まで | 3回以内 | 散布 | 3回以内 |
白腐病 | 1000倍 |
マンゴー | 炭疽病 | 1000倍 | 収穫前日まで |
オリーブ | 1000倍 | 収穫7日前まで | 2回以内 | 2回以内 |
オリーブ(葉) | 1000倍 | 収穫60日前まで |
びわ | 灰斑病 | 1000倍 | 収穫45日前まで | 3回以内 | 3回以内 |
おうとう | 灰星病 | 1000〜2000倍 | 収穫14日前まで |
ばれいしょ | そうか病 | 200倍 | ー | 植付前 | 1回 | 種いも瞬間浸漬 | 1回 |
いんげんまめ | 灰色かび病 菌核病 | 1000〜1500倍 | 100〜300L/10a | 収穫7日前まで | 3回以内 | 散布 | 4回以内 (種子への処理は1回以内 散布は3回以内) |
さやいんげん | 1000〜1500倍 | 収穫前日まで | 3回以内 |
さやえんどう | 1000倍 |
豆類(未成熟) ※えだまめ、さやいんげん さやえんどうを除く | 灰色かび病 | 1000倍 |
えだまめ | 赤かび病 | 1000倍 | 4回以内 (は種前の塗沫処理は1回以内 は種後は3回以内) |
きゅうり | 灰色かび病 菌核病 | 1000〜1500倍 | 3回以内 |
褐斑病 | 1000倍 |
すいか | 菌核病 炭疽病 | 1000倍 |
メロン | 菌核病 | 1000倍 |
トマト | 灰色かび病 | 1000〜1500倍 | 4回以内 (種子への処理は1回以内 散布は3回以内) |
ミニトマト | 1000〜1500倍 | 3回以内 |
なす | 1000〜1500倍 |
フザリウム立枯病 | 1000倍 |
ピーマン | 灰色かび病 炭疽病 | 1000倍 |
いちご | 灰色かび病 | 1000〜1500倍 |
炭疽病 | 1000倍 |
たまねぎ | 灰色かび病 | 1000〜1500倍 | 4回以内 (定植前は1回以内 定植後は3回以内) |
灰色腐敗病 小菌核病 | 1500倍 |
灰色腐敗病 | 500倍 | ー | 定植直前 | 1回 | 5分間セル苗浸漬 |
500〜1000倍 | 5分間苗根部浸漬 |
黒腐菌核病 | 500〜1000倍 |
ねぎ | 小菌核腐敗病 黒腐菌核病 | 1000倍 | 100〜300L/10a | 収穫前日まで | 3回以内 | 散布 | 3回以内 |
らっきょう | 灰色かび病 | 1000〜1500倍 |
わけぎ | 小菌核腐敗病 | 1000倍 | 収穫3日前まで |
ブロッコリー | 菌核病 | 1000倍 |
キャベツ | 菌核病 株腐病 | 1000倍 | 4回以内 (種子への処理は1回以内 散布は3回以内) |
にら | 白斑葉枯病 | 2000倍 | 収穫7日前まで | 1回 | 1回 |
にんにく | 2000倍 | 3回以内 | 3回以内 |
ふき | 灰色かび病 | 1000倍 | 2回以内 | 2回以内 |
にんじん | 菌核病 | 1000倍 | 3回以内 | 3回以内 |
しそ | 1500倍 | 2回以内 | 2回以内 |
食用ぎく | 灰色かび病 | 1000倍 | 収穫3日前まで |
食用金魚草 | 1500倍 |
花き類・観葉植物 | 1000倍 | 発病前〜発病初期 | 4回以内 | 4回以内 |
せんりょう | 炭疽病 | 1000倍 | 200〜700L/10a |
2021年3月4日現在の登録内容です。農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。
使用上の注意
・病原菌が植物体に侵入するのを防ぐ効果が高いので、発生前からの予防散布が効果的です。
・異なる作用性の製品とのローテーション防除で耐性菌の発達を未然に抑え、効果的に病気を防除できます。
・レタスに対して薬害を生じるおそれがあるので、付近にある場合はかからないように注意してください。
・ばれいしょの種いも処理に使用する場合、薬液が凝集するおそれがあるので、他剤との混用はさけてください。
・ぶどうに使用する場合、幼果期(小豆大)以降の散布は、果粉の溶脱を生じるおそれがあるので、幼果期(小豆大)以降は注意して使用してください。
・おうとうに使用する場合、着色期以降の散布は果実に汚れを生じるおそれがあるので、着色期以降は注意して使用してください。
・繰り返し使用する場合は散布間隔を7日以上あけてください。
★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。