殺菌剤 ラリー水和剤 250g

■ミクロブタニルは、植物体への浸透移行に優れており、菌類の細胞膜を構成するエルゴステロール成合成を阻害し殺菌効果を発揮します。
■予防効果に加え治療効果が高く、病原菌の侵入後の散布でも菌糸の伸長を阻害し、病斑の進展を防ぎます。
■速やかに植物体内に浸透し隣接した部位にも移行するので、撒きむらによる発病を防ぎ、耐雨性にも優れるため安定した効果が得られます。
■うり類中心とする果菜類に幅広い作物登録を持ち、低濃度で安定した効果を発揮します。
■ガス効果により、ハウス等では効果がより安定します。
■人畜に対する毒性が低く、ミツバチ、カイコや他の有用昆虫、また花粉の発芽に対する影響はほとんどありません。
■高い残効性を示すため、散布間隔にゆとりが持てます。
■ベンズイミダゾール系殺菌剤の効果が大幅に低下した病原菌に対しても、非常に高い効果を示します。

【有効成分】
ミクロブタニル 10.0%
(類白色水和性粉末)
ラリー水和剤の効果・特長

ミクロブタニルは、植物体への浸透移行に優れており、菌類の細胞膜を構成するエルゴステロール成合成を阻害し殺菌効果を発揮します。
予防効果に加え治療効果が高く、病原菌の侵入後の散布でも菌糸の伸長を阻害し、病斑の進展を防ぎます。
速やかに植物体内に浸透し隣接した部位にも移行するので、撒きむらによる発病を防ぎ、耐雨性にも優れるため安定した効果が得られます。
うり類中心とする果菜類に幅広い作物登録を持ち、低濃度で安定した効果を発揮します。
ガス効果により、ハウス等では効果がより安定します。
人畜に対する毒性が低く、ミツバチ、カイコや他の有用昆虫、また花粉の発芽に対する影響はほとんどありません。
高い残効性を示すため、散布間隔にゆとりが持てます。
ベンズイミダゾール系殺菌剤の効果が大幅に低下した病原菌に対しても、非常に高い効果を示します。


有効成分

ミクロブタニル 10.0%
(類白色水和性粉末)


適用表
作物名適用病害虫名希釈倍数使用液量使用時期本剤の使用回数使用方法ミクロブタニルを含む
農薬の総使用回数
いちじくさび病2000倍200〜700L/10a収穫前日まで4回以内散布4回以内
もも灰星病2000倍
おうとう2000倍収穫3日前まで3回以内3回以内
なし黒星病
赤星病
2000〜3000倍収穫14日前まで
りんご黒星病
赤星病
うどんこ病
2000〜3000倍収穫7日前まで
斑点落葉病3000倍
かきうどんこ病2000倍5回以内5回以内
ねぎ
らっきょう
わけぎ
さび病2000倍150〜300L/10a3回以内3回以内
あさつき2000倍収穫14日前まで
トマト
ミニトマト
葉かび病1000倍収穫前日まで
なすすすかび病
うどんこ病
4000〜6000倍4回以内4回以内
ピーマン
とうがらし類
斑点病
うどんこ病
4000〜6000倍
メロンうどんこ病6000〜8000倍3回以内3回以内
いちご
さやえんどう
実えんどう
4000〜8000倍
未成熟ささげ4000倍
すいか
きゅうり
4000〜8000倍5回以内5回以内
かぼちゃ4000〜8000倍3回以内3回以内
アスパラガス斑点病4000倍2回以内2回以内
ぎぼうしさび病2000倍根株養成期
※収穫90日前まで
網もち病1000倍200〜400L/10a摘採14日前まで
炭疽病
もち病
1000〜2000倍
たばこうどんこ病6000倍100〜180L/10a収穫10日前まで
日本芝カーブラリア葉枯病1500倍0.25L/m2発病初期5回以内5回以内
さび病
カーブラリア葉枯病
1500〜2000倍1L/m2
西洋芝
(バーミューダグラス)
ヘルミントスポリウム葉枯病1500〜2000倍
西洋芝
(ブルーグラス)
ダラースポット病1500〜2000倍
西洋芝
(ベントグラス)
ヘルミントスポリウム葉枯病
ダラースポット病
1500〜2000倍
炭疽病750〜2000倍0.25L/m2
ダラースポット病750〜1500倍

2021年3月4日現在の登録内容です。農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。

使用上の注意

・本剤をりんごの斑点落葉病に対して使用する場合は、落花20日頃までの初期防除剤として使用してください。
・さやえんどうのうどんこ病に対しては、多発生下では効果が不十分な場合があるので、所定範囲の高濃度で使用してください。
・きゅうり、すいか、メロンに使用する場合、幼苗期の散布は薬害を生ずる恐れがあるので、所定範囲の低濃度で使用してください。
・メロン(アールス系)では、生育前半(着果前)の散布は薬害を生ずる場合があるので、所定範囲の低濃度で使用してください。


★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。