殺菌剤 ベルクートフロアブル 500ml

■幅広い殺菌スペクトラムを有し、多くの病害に対して優れた予防効果を発揮します。
■細胞膜に作用し、膜機能や脂質生合成を阻害します。
■これらは、他剤と作用点が異なるため各種の薬剤耐性菌に対しても高い効果があります。
■フロアブル剤のため粉立ちもなく、薬剤の計量が簡単で、作物の汚れも目立ちません。

【有効成分】
イミノクタジンアルベシル酸塩 30.0%
(類白色水和性粘稠懸濁液体)
ベルクートフロアブルの効果・特長

幅広い殺菌スペクトラムを有し、多くの病害に対して優れた予防効果を発揮します。
細胞膜に作用し、膜機能や脂質生合成を阻害します。
これらは、他剤と作用点が異なるため各種の薬剤耐性菌に対しても高い効果があります。
フロアブル剤のため粉立ちもなく、薬剤の計量が簡単で、作物の汚れも目立ちません。


有効成分

イミノクタジンアルベシル酸塩 30.0%
(類白色水和性粘稠懸濁液体)


適用表
作物名適用病害虫名希釈倍数使用液量使用時期本剤の使用回数使用方法イミノクタジンを含む
農薬の総使用回数
りんご斑点落葉病
黒星病
輪紋病
褐斑病
すす点病
すす斑病
1000〜1500倍200〜700L/10a収穫前日まで6回以内
※開花期以降散布は3回以内
散布8回以内
※液剤及び水和剤は合計6回以内
(開花期以降は3回以内
塗布剤は2回以内)
黒点病1000倍
なし黒斑病
黒星病
輪紋病
うどんこ病
1500倍収穫14日前まで5回以内5回以内
※塗布剤は2回以内
液剤は1回以内)
すもも灰星病2000倍収穫3日前まで3回以内3回以内
うめ黒星病
灰色かび病
すす斑病
2000倍収穫30日前まで
小粒核果類
(うめ、すももを除く)
灰星病2000倍
おうとう1000〜2000倍収穫7日前まで
もも灰星病
ホモプシス腐敗病
黒星病
1000〜2000倍収穫前日まで3回以内
※休眠期は1回以内
ネクタリン1500〜2000倍2回以内2回以内
みかんそうか病
貯蔵病害
(軸腐病)
1000倍3回以内3回以内
灰色かび病
貯蔵病害
(青かび病)
貯蔵病害
(緑かび病)
貯蔵病害
(黒腐病)
1000〜2000倍
灰色かび病10倍4L/10a収穫3日前まで無人航空機による散布
20倍8L/10a
貯蔵病害
(青かび病)
貯蔵病害
(緑かび病)
10倍5L/10a
20倍10L/10a
かんきつ
(みかんを除く)
そうか病
貯蔵病害
(軸腐病)
幹腐病
1000倍200〜700L/10a収穫前日まで2回以内散布2回以内
灰色かび病
貯蔵病害
(青かび病)
貯蔵病害
(緑かび病)貯蔵病害
(黒腐病)
1000〜2000倍
くり実炭疽病1000倍収穫14日前まで
キャベツ菌核病1000倍100〜300L/10a収穫28日前まで3回以内3回以内
にんじん黒葉枯病
うどんこ病
斑点病
菌核病
1000倍収穫14日前まで5回以内5回以内
(種子粉衣は1回以内
無人航空機散布は2回以内)
斑点病8倍2L/10a2回以内無人航空機による散布
らっきょう灰色かび病1000倍100〜300L/10a収穫7日前まで5回以内散布5回以内
たまねぎ灰色かび病
灰色腐敗病
小菌核病
1000倍収穫前日まで
すいか炭疽病
うどんこ病
菌核病
つる枯病
1000倍4回以内4回以内
メロンうどんこ病
菌核病
つる枯病
1000倍5回以内5回以内
かぼちゃうどんこ病1000倍収穫7日前まで4回以内4回以内
きゅうり灰色かび病
うどんこ病
褐斑病
炭疽病
菌核病
黒星病
2000倍収穫前日まで7回以内7回以内
にがうりうどんこ病4000倍3回以内3回以内
なす灰色かび病
うどんこ病
すすかび病
黒枯病
2000倍
トマト灰色かび病
葉かび病
うどんこ病
すすかび病
2000〜4000倍
ミニトマト灰色かび病
葉かび病
うどんこ病
すすかび病
斑点病
4000倍2回以内2回以内
いちご炭疽病
うどんこ病
輪斑病
1000倍育苗期
(定植前)
5回以内10回以内
(育苗期は5回以内
本圃では5回以内)
うどんこ病2000〜4000倍収穫前日まで
(生育期)
灰色かび病
炭疽病
黒斑病
2000倍
アスパラガス褐斑病1000倍収穫開始7日前まで5回以内
斑点病1000倍
8倍1.6L/10a無人航空機による散布
やまのいも炭疽病1000倍100〜300L/10a収穫7日前まで散布5回以内
(種いもへの処理は1回以内
無人航空機散布は3回以内)
葉渋病1000倍
12倍3L/10a3回以内無人航空機による散布
青かび病200倍-植付前1回1〜10分間種いも浸漬
やまのいも
(むかご)
200倍1回
だいず腐敗粒
紫斑病
子実汚斑病
1000倍100〜300L/10a収穫7日前まで4回以内散布4回以内
(種子粉衣は1回以内)
紫斑病6倍0.8L/10a無人航空機による散布
12倍1.6L/10a
炭疽病新
梢枯死症
輪斑病
1500〜2000倍200〜400L/10a摘採7日前まで2回以内散布2回以内
アイリス青かび病100倍-植付前1回10分間球根浸漬8回以内
200倍30分間球根浸漬
チューリップ褐色斑点病1000倍100〜300L/10a発生初期8回以内散布

2021年3月4日現在の登録内容です。

使用上の注意

・おうとうに使用する場合、着色期の散布では薬害(着色障害)が生じるおそれがあるので使用しないでください。
・りんごの落花直後から落花後 25 日ごろまではさび果を生じるおそれがあります。
・西洋なしの品種ル レクチエではさび果を生じるので使用しないでください。
・缶桃 14 号などの缶詰用品種のももでは葉に薬斑を生じるので、かからないように注意してください。
・かきの品種西村早生では葉に薬斑を生じるおそれがあるので、かからないように注意してください。
・幼果期のメロン、ばらに対して薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意してください。
・キャベツに使用する場合、浸透性を高める効果のある一部の展着剤を混用すると薬害を生じる場合があります。
・やまのいも(むかご)に使用する場合、種いも(やまのいも)を浸漬処理してください。
・チューリップに使用する場合、花弁に薬害が生じるおそれがあるので、出蕾期以前に使用してください。
・蚕に対して毒性があるので、桑にかからないように注意してください


★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。