フィガロン乳剤の効果・特長
温州みかんへの使用で生理落果を助長します。
また、エスレル10の混用散布で、より高い全摘果効果が期待できます。
かんきつでは、本剤の2回散布により収穫果の糖度を高まり、等級がアップすることが認められています。
かきでは、2回散布により収穫果の着色が早まります。
有効成分
エチクロゼート 20.0%
(黄褐色透明可乳化油状液体)
適用表作物名 | 使用目的 | 使用時期 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用回数 | 使用方法 |
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温州みかん | 全摘果 | 生理落果最盛期 (満開10〜20日後) | 1000倍 | 葉先からしたたりはじめる程度 (250〜500L/10a) | 本剤:1回 エチクロゼート:4回以内 (1000倍希釈散布は2回以内) | 摘果したい部分に散布 |
1000〜2000倍 | エスレル10の2000〜8000倍希釈液と 混合して摘果したい部分に散布 |
間引摘果 | 満開20〜50日後で 生理落果のある時 | 立木全面散布 |
熟期促進 (間引摘果をかねて使用する場合) | 1回目:間引摘果用として使用 (満開20〜50日後)、 2回目:満開70〜80日後 ※収穫14日前まで | 1回目:1000〜2000倍 2回目:2000〜3000倍 | 本剤:2回 エチクロゼート:4回以内 (1000倍希釈散布は2回以内) |
1回目:満開50〜90日後、 2回目:満開70〜110日後 ※収穫14日前まで | 2000〜3000倍 |
浮皮軽減 | 1回目:蛍尻期 2回目:蛍尻期の2週間後 ※収穫7日前まで |
夏秋梢伸長抑制 | 新梢萌芽期 ※収穫14日前まで | 1000〜2000倍 | 本剤:1〜2回 エチクロゼート:4回以内 (1000倍希釈散布は2回以内) |
きんかん | 3番果の摘果 | 3番花の満開4〜7日後 | 本剤:1回 エチクロゼート::4回以内 (1000倍希釈散布は2回以内) |
4番果の摘果 | 4番花の満開4〜7日後 |
熟期促進 | 1回目:満開50日〜90日後 2回目:満開70日〜110日後 ※収穫21日前まで | 2000〜3000倍 | 本剤:2回 エチクロゼート:4回以内 (1000倍希釈散布は2回以内) |
夏秋梢伸長抑制 | 新梢萌芽期 ※収穫60日前まで | 1000〜2000倍 | 本剤:1〜2回 エチクロゼート:4回以内 (1000倍希釈散布は2回以内) |
かんきつ (温州みかん、きんかんを除く) | 熟期促進 | 1回目:満開50日〜90日後 2回目:満開70日〜110日後 ※収穫21日前まで | 2000〜3000倍 | 本剤:2回 エチクロゼート:4回以内 (1000倍希釈散布は2回以内) |
夏秋梢伸長抑制 | 新梢萌芽期 ※収穫60日前まで | 1000〜2000倍 | 本剤:1〜2回 エチクロゼート:4回以内 (1000倍希釈散布は2回以内) |
かき | 着色促進 | 満開70〜80日後及び その15〜20日後 | 5000倍 | 葉先からしたたりはじめる程度 (300〜500L/10a) | 本剤:2回 エチクロゼート:2回以内 |
使用上の注意
・石灰硫黄合剤、ボルドー液等のアルカリ性薬剤との混用および本剤散布の約10日前から1〜2日後までの近接散布はさけてください。
・使用の際は、薬液が葉先からしたたりはじめる程度にむらなく、ていねいに散布してください。
・本剤は散布直後に降雨があった場合でも、再散布はしないでください。
・本剤はごく微量で影響があるので、周辺の植物にはかからないように注意して散布してください。
・本剤は自動車などに散布液がかかると変色する恐れがあるので、散布液がかからないように注意してください。
★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。