殺菌剤 バリダシン液剤5 500ml

■紋枯病と疑似紋枯症のほか、リゾクトニア菌による病害に効果を示します。
■稲だけでなく、果樹、野菜など幅広い適用があります。
■近年、細菌性病害に対して効果のあることが明らかとなってきており、作用性の異なる細菌病防除剤として注目されています。
■散布後茎葉に吸収され、導管内の細菌の増殖をユニークな作用機構(糖代謝系酸素阻害)で抑制します。
■結球後期までの防除が可能です。はくさい・たまねぎ防除では、収穫3日前まで使用できます。
■高温時の散布でも薬害の心配がほとんどありません。
■ユニークな作用機構により、耐性菌出現の心配はほとんどありません。
■低コスト防除剤かつ、液剤タイプなので作物への汚れの心配がありません。

【有効成分】
バリダマイシン 5.0%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル[第1種] 3.0%
(緑色澄明液体)
バリダシン液剤5の効果・特長

紋枯病と疑似紋枯症のほか、リゾクトニア菌による病害に効果を示します。
稲だけでなく、果樹、野菜など幅広い適用があります。
近年、細菌性病害に対して効果のあることが明らかとなってきており、作用性の異なる細菌病防除剤として注目されています。
散布後茎葉に吸収され、導管内の細菌の増殖をユニークな作用機構(糖代謝系酸素阻害)で抑制します。
結球後期までの防除が可能です。はくさい・たまねぎ防除では、収穫3日前まで使用できます。
高温時の散布でも薬害の心配がほとんどありません。
ユニークな作用機構により、耐性菌出現の心配はほとんどありません。
低コスト防除剤かつ、液剤タイプなので作物への汚れの心配がありません。


有効成分

バリダマイシン 5.0%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル[第1種] 3.0%
(緑色澄明液体)


適用表
作物名適用病害名希釈倍数使用液量使用時期本剤の使用回数使用方法バリダマイシンを含む
農薬の総使用回数
ももせん孔細菌病500倍200〜700L/10a収穫7日前まで4回以内散布4回以内
かんきつかいよう病500倍収穫14日前まで
すもも黒斑病500倍
紋枯病
疑似紋枯症
(赤色菌核病菌)
疑似紋枯症
(褐色菌核病菌)
疑似紋枯症
(褐色紋枯病菌)
もみ枯細菌病
1000倍60〜150L/10a5回以内6回以内
(育苗箱灌注は1回以内
本田では5回以内)
紋枯病300倍25L/10a
稲(箱育苗)苗立枯病
(白絹病菌)
苗立枯病
(リゾクトニア菌)
1000倍育苗箱
(30×60×3cm
使用土壌約5L)
1箱あたり希釈液500ml
は種時〜発病初期1回灌注
ばれいしょ黒あざ病200倍-貯蔵前
又は植付前
瞬時〜
10分間種いも浸漬
7回以内
(種いもへの処理は1回以内
植付後は6回以内)
200倍種いも100kgあたり
2.5〜3L
種いも散布
青枯病
軟腐病
500倍100〜300L/10a収穫3日前まで6回以内散布
きゅうり苗立枯病
(リゾクトニア菌)
800倍3L/m2は種直後1回灌注1回
キャベツ株腐病
黒腐病
軟腐病
800倍100〜300L/10a収穫7日前まで5回以内散布5回以内
はくさい軟腐病
黒斑細菌病
500倍収穫3日前まで3回以内3回以内
だいこん軟腐病500倍収穫21日前まで4回以内4回以内
たまねぎ腐敗病
軟腐病
500倍収穫3日前まで5回以内5回以内
レタス
非結球レタス
すそ枯病
腐敗病
軟腐病
800倍収穫7日前まで3回以内3回以内
しょうが紋枯病800倍収穫14日前まで4回以内4回以内
みつば立枯病800倍育苗期1回4回以内
(育苗期は1回以内
移植後は3回以内)
800倍移植後
※収穫21日前まで
伏せ込み栽培は
伏せ込み前まで
3回以内
にんにく春腐病800倍収穫7日前まで5回以内5回以内
ふき白絹病800倍3L/m2灌注5回以内
(種茎浸漬は1回以内)
800倍-植付時1回30分間種茎浸漬
にら葉腐病800倍100〜300L/10a刈揃え前まで3回以内散布3回以内
てんさい苗立枯病
(リゾクトニア菌)
400倍3〜6L/m2育苗中期1回灌注1回
だいず
えだまめ
葉焼病500倍100〜300L/10a収穫7日前まで3回以内散布3回以内
ねぎ苗立枯病
(リゾクトニア菌)
400倍6L/m2は種時1回灌注2回以内
(は種時の灌注は1回以内
散布及び株元散布は
合計1回以内)
軟腐病500倍100〜300L/10a収穫21日前まで散布
白絹病500倍株元散布
はぼたん黒腐病800倍発病初期8回以内散布8回以内
西洋芝
(ベントグラス)
葉腐病
(ブラウンパッチ)
1000倍1L/m2
500倍0.5〜1L/m2
日本芝葉腐病
(ラージパッチ)
500倍

2021年3月4日現在の登録内容です。農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。

使用上の注意

・ボルドー液との混用は避けてください。
・ばれいしょの青枯病に使用する場合、本病の多発する圃場では、登録のある土壌くん蒸剤等との併用処理をしてください。
・うめ、かんきつのかいよう病に対しては効果がやや劣る場合があるので、他剤との輪番使用をすると、より有効です。
・レタス、非結球レタスに使用する場合、すそ枯病の防除を主体とし、多発生の腐敗病には効果が劣ることがあるので注意してください。
・だいこんの軟腐病が多発するような条件ではやや効果が劣る場合があるので、なるべく早めの散布をし、他剤との輪番使用をするとより有効です。
・ふきに使用する場合は、種茎浸漬処理と植付後の灌注を組合わせて使用してください。
・トマト、きく(秀芳の力等)にはかからないように注意して散布してください。(薬害)
・結球初期よりやや早めが適期です。


★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。