■ピラクロストロビンとボスカリドを混合することで、斑点落葉病、黒斑病、黒星病、輪紋病、褐斑病などの夏期病害に優れた効果を示します。
■残効性に優れるので、広めの散布間隔でも防除でき、梅雨期でもゆとりある防除体系が組めます。
■果実への汚れが少なく、収穫前日まで使用できるので、早生種と晩生種との混植園でも使用できます。
■最新の製剤技術を駆使した製剤で、粉立ちが少なく、水に溶けやすいので取扱が容易です。
【有効成分】
ピラクロストロビン 6.8%
ボスカリド 13.6%
(褐色水和性細粒および微粒)
ナリアWDGの効果・特長
ピラクロストロビンとボスカリドを混合することで、斑点落葉病、黒斑病、黒星病、輪紋病、褐斑病などの夏期病害に優れた効果を示します。
残効性に優れるので、広めの散布間隔でも防除でき、梅雨期でもゆとりある防除体系が組めます。
果実への汚れが少なく、収穫前日まで使用できるので、早生種と晩生種との混植園でも使用できます。
最新の製剤技術を駆使した製剤で、粉立ちが少なく、水に溶けやすいので取扱が容易です。
有効成分
ピラクロストロビン 6.8%
ボスカリド 13.6%
(褐色水和性細粒および微粒)
適用表作物名 | 適用病害名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | ピラクロストロビンを含む 農薬の総使用回数 | ボスカリドを含む 農薬の総使用回数 |
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りんご | 斑点落葉病 黒星病 褐斑病 炭疽病 すす点病 すす斑病 輪紋病 黒点病 うどんこ病 腐らん病 | 2000倍 | 200〜700L/10a | 収穫前日まで | 3回以内 | 散布 | 3回以内 | 3回以内 |
なし | 黒斑病 黒星病 輪紋病 うどんこ病 炭疽病 | 2000倍 |
おうとう | 灰星病 炭疽病 黒斑病 褐色せん孔病 幼果菌核病 | 2000倍 |
もも | 灰星病 ホモプシス腐敗病 黒星病 果実赤点病 すすかび病 うどんこ病 炭疽病 | 2000倍 | 2回以内 | 2回以内 | 2回以内 |
ネクタリン | 灰星病 ホモプシス腐敗病 黒星病 うどんこ病 炭疽病 | 2000倍 |
かき | 落葉病 炭疽病 うどんこ病 | 2000〜3000倍 |
大粒種ぶどう | 晩腐病 | 2000倍 | 収穫7日前まで | 3回以内 | 3回以内 | 3回以内 |
かんきつ | そうか病 黒点病 灰色かび病 | 2000〜2500倍 | 収穫14日前まで |
炭疽病(さび果) | 2000倍 |
小粒核果類 (うめ、すももを除く) | 黒星病 | 2000倍 | 収穫7日前まで | 2回以内 | 2回以内 | 2回以内 |
うめ | 黒星病 環紋葉枯病 すす斑病 | 2000倍 |
すもも | 黒星病 灰星病 ふくろみ病 | 2000倍 | 収穫前日まで |
キウイフルーツ | 灰色かび病 すす斑病 果実軟腐病 | 2000倍 |
茶 | 炭疽病 輪斑病 新梢枯死症 もち病 網もち病 褐色円星病 黒葉腐病 赤葉枯病 | 2000倍 | 200〜400L/10a | 摘採7日前まで |
ホップ | べと病 うどんこ病 | 2000倍 | 200〜700L/10a | 収穫14日前まで | 3回以内 | 3回以内 | 3回以内 |
2021年3月4日現在の登録内容です。農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。
使用上の注意
・薬剤耐性菌の出現を防ぐため、本剤の過度の連用はさけ、なるべく作用性の異なる薬剤との輪番で使用してください。
・なしに使用する場合、開花始めから落花20日頃までの散布は、葉に薬害を生じるおそれがあるので使用をさけてください。
・なし品種のル・レクチエには果実に薬害が生じるおそれがあるので、袋掛け後に使用してください。
・ぶどうに使用する場合は、果粉溶脱のおそれがあるので大豆大以降の使用は注意してください。
・ぶどう品種のピオーネには葉に薬害を生じるおそれがあるので、周辺にある場合には注意してください。
・かきに使用する場合、浸透性を高める展着剤を加用すると薬害が生じるおそれがあるので、避けてください。
・蚕に対して影響があるので、付近に桑畑があるときはかからないように注意して散布してください。
★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。