ダニトロンフロアブルの効果・特長
各種ハダニ類に高い効果を示し、特に幼・若虫と成虫に対して強い殺ダニ効果を示します。
卵に処理した場合には孵化後の幼虫をよく抑えます。
有効成分
フェンピロキシメート 5%
(類白色水和性粘稠懸濁液体)
適用表作物名 | 適用病害虫名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | フェンピロキシメートを含む 農薬の総使用回数 |
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りんご | リンゴハダニ ナミハダニ | 1000〜2000倍 | 200〜700L/10a | 収穫30日前まで | 1回 | 散布 | 1回 |
リンゴサビダニ | 2000倍 |
かんきつ | ミカンハダニ | 1000〜2000倍 | 収穫14日前まで | 2回以内 | 2回以内 |
ミカンサビダニ | 2000倍 |
なし | ハダニ類 ニセナシサビダニ | 1000〜2000倍 | 1回 | 1回 |
もも | ハダニ類 | 1000〜2000倍 | 収穫7日前まで |
ネクタリン | 1000〜2000倍 | 2回以内 | 2回以内 |
うめ | 2000倍 | 1回 |
すもも | 1000倍 | 2回以内 |
ぶどう | 1000〜2000倍 | 収穫30日前まで | 1回 | 1回 |
ブドウサビダニ | 2000倍 |
アセロラ | ハダニ類 | 1000倍 | 収穫14日前まで |
おうとう | 1000倍 | 収穫7日前まで | 2回以内 | 2回以内 |
かき | 1000〜2000倍 | 1回 | 1回 |
びわ | 1000〜2000倍 |
ヒビワサビダニ | 1000倍 |
いちじく | ハダニ類 | 1000〜2000倍 | 収穫3日前まで |
イチジクモンサビダニ | 2000倍 |
キウイフルーツ | ハダニ類 チャノホコリダニ | 1000〜2000倍 | 収穫前日まで |
チェリモヤ | カンザワハダニ | 2000倍 | 収穫30日前まで |
あずき いんげんまめ えんどうまめ べにばないんげん | ハダニ類 | 1000〜2000倍 | 150〜300L/10a | 収穫7日前まで |
豆類 (未成熟※さやいんげんを除く) | 1000〜2000倍 |
チャノホコリダニ | 1000倍 |
さやいんげん | ハダニ類 | 1000〜2000倍 | 収穫前日まで |
にがうり | 2000倍 | 収穫3日前まで |
いちご | 1000〜2000倍 | 収穫前日まで |
チャノホコリダニ | 1000倍 |
すいか メロン | ハダニ類 | 1000〜2000倍 | 3回以内 |
きゅうり なす | 2000倍 |
ピーマン | 1000〜2000倍 | 3回以内 |
トマト ミニトマト | トマトサビダニ | 1000倍 | 収穫開始14日前まで |
タバココナジラミ類 (シルバーリーフコナジラミを含む) | 1000〜2000倍 |
とうがらし類 | ハダニ類 | 2000倍 | 収穫前日まで | 1回 | 2回以内 |
モロヘイヤ | 2000倍 | 収穫7日前まで | 1回 |
ほうれんそう | 2000倍 | 収穫21日前まで |
しそ | 2000倍 | 収穫28日前まで |
はすいも(葉柄) | 2000倍 | 収穫前日まで |
みょうが(花穂) | 2000倍 | 散布 ※花穂の発生期にはマルチフィルム被覆により 散布液が直接花穂に飛散しない状態で使用する |
みょうが(茎葉) | 2000倍 | みょうが(花穂)の収穫前日まで ※花穂を収穫しない場合にあっては 開花期終了まで | 散布 |
食用さくら(葉) | 2000倍 | 収穫7日前まで |
てんさい | ナミハダニ | 2000倍 | 100〜300L/10a |
ホップ | ハダニ類 | 1000倍 | 200〜700L/10a | 収穫14日前まで |
茶 | クワシロカイガラムシ | 1000倍 | 1000L/10a | 摘採7日前まで | 2回以内 | 2回以内 |
カンザワハダニ チャノミドリヒメヨコバイ チャノホソガ チャノホコリダニ | 1000倍 | 400L/10a |
花き類・観葉植物 | ハダニ類 | 1000〜2000倍 | 150〜300L/10a | 発生初期 | 1回 | 6回以内 |
2021年3月4日現在の登録内容です。農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。
使用上の注意
・低い濃度では速効性はみられなくなるものの、幼・若齢虫が脱皮時に死亡する作用がみられます。
・ミツバチ、マメコバチに影響が少ないです。
・振ると粘度が下がるので、使用前には数回軽く瓶を振ってから使用してください。
・石灰硫黄合剤との混用はさけてください。
・植物体への浸透移行性がないので、かけ残しのないように葉の裏表に十分に散布してください。
・ハダニ類は薬剤抵抗性が発達しやすいので、年1回の散布とし、他の薬剤と輪番で使用してください。
・花や蕾に薬剤が付着するおそれのある時期には使用をさけてください。
★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。