殺菌剤 コサイド3000 500g

果樹・野菜の幅広い病害に優れた予防効果を発揮する銅殺菌剤です。
有効成分の銅イオンが糸状菌由来の病害だけでなく、細菌性病害にも優れた予防効果を示します。
薬液調製時に量りやすく、溶けやすい、作物への汚れが少ないドライフロアブル製剤です。
有効成分が作物表面にムラなく均一に広がるため、散布液の跡が残りにくくなりました。
有機JAS法に適合しているため、有機栽培や特別栽培の病害防除にも使えます。



水酸化第二銅　46.1%（銅として　30.0%）
（暗青緑色水和性微粒及び粗粉）

適用表

作物名	適用病害名	希釈倍数	使用液量	使用時期	使用回数	使用方法
びわ(葉)、びわ	がんしゅ病	1000倍	200〜700L/10a	ー	ー	散布
かんきつ	かいよう病	1000倍		発芽前
		2000倍		生育期
	黒点病 褐色腐敗病			ー
ぶどう	べと病、さび病			ー
おうとう	褐色せん孔病			収穫後
もも、ネクタリン	せん孔細菌病			収穫後から落葉まで
		1000倍		開花前まで
りんご	斑点落葉病 すす点病、すす斑病 輪紋病、褐斑病	2000倍		ー
うめ	かいよう病			硬核期まで
キウイフルーツ	花腐細菌病			休眠期〜叢生期 (新梢長約10cm)
	かいよう病			収穫後〜果実肥大期
パパイヤ	軟腐病	1000倍		ー
いちじく	疫病
野菜類	軟腐病、黒腐病 斑点細菌病 褐斑細菌病	2000倍	100〜300L/10a
アスパラガス	茎枯病、斑点病 褐斑病
にんにく	春腐病
やまのいも	葉渋病
しょくようほおずき	斑点細菌病
くわい	ひぶくれ病
かぼちゃ	果実斑点細菌病
ホップ	べと病		200〜700L/10a
だいこん	白さび病	1000倍	100〜300L/10a
ブロッコリー	花蕾腐敗病
トマト、ミニトマト	疫病
ばれいしょ	疫病、軟腐病
	そうか病	100倍	ー	植付前		種いも瞬間浸漬
こんにゃく	葉枯病	1000倍	100〜300L/10a	ー		散布
にんじん	黒葉枯病	500〜1000倍
ほうれんそう	べと病、白斑病	1000倍
いちご	炭疽病、角斑細菌病
あずき	褐斑細菌病
いんげんまめ	かさ枯病
だいず	斑点細菌病
たまねぎ	りん片腐敗病
	軟腐病	1000〜2000倍
てんさい	褐斑病	1000倍
茶	赤焼病、もち病 炭疽病、網もち病 褐色円星病 新梢枯死症(輪斑病菌による)		200〜400L/10a	摘採14日前まで

・各種作物にて、薬害が発生するおそれがあるので、必要に応じて炭酸カルシウム水和剤を加用してください。
・適用作物であっても、品種や時期によっては薬害を生じることがあるので、事前に確認する等、注意して使用するしてください。
・ぶどうに使用する場合、後期（果実肥大期以降）の散布は果房の汚れを生じるので、有袋栽培では袋がけ前の散布はさけてください。
　また、無袋栽培ではこの時期以降収穫まで使用しないでください。
・もも、ネクタリンに使用する場合、収穫後から落葉までは2000倍で散布し、開花前には1000倍で散布してください。
・りんごに使用する場合、本剤の散布により、サビ果が多くなるおそれがあるので落花直後から落花後30日頃までは使用しないでください。
・いんげんまめに使用する場合、幼苗期及び高温時の散布は薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。
・きゅうり、はくさい、キャベツおよびだいこんに対しては薬害を生じやすいので、高温時は症状が強くなるため散布はさけてください。
・くわいに使用する場合、高温時の散布は薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。
・ばれいしょの種いも浸漬は無萌芽種いもを対象としてください。
　萌芽種いもには薬害を生じるので使用しないでください。
・ほうれんそうに使用する場合、葉の汚れを生じるので収穫間際の散布はさけてください。
　また、雨よけ栽培の場合も収穫までの期間を十分取るようにしてください。
・ほうれんそうに使用する場合、高温時は症状が強くなるため散布はさけてください。
　また、連用により葉の周辺が黄化するおそれがあるので、過度の連用をさけてください。
・うめに使用する場合、薬害を生じるおそれがあるので、果実に汚れを生じるおそれがあるので留意し、過度の連用をさけてください。
・蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
・木酢液等は混ぜないでください。
・くわいに使用する場合、散布後7日間は落水、かけ流しをしないでください。


★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。