アリエッティ水和剤の効果・特長
べと病菌、疫病菌やアルタナリア属菌などに高い効果を示します。
浸透移行性に優れ、植物体内を上方へも下方へも移行します。
病原菌に対する直接作用とともに植物自体が持つ自己防衛機能を高め、病原菌の侵入を防ぎます。
植物の生育の盛んな時期に使用すると、高い効果を発揮します。
予防効果に優れ、散布後に伸長した新梢での発病を抑制します。
ほうれんそう、わけぎに登録されている数少ない殺菌剤です。
耐性菌出現の可能性はほとんどありません。
有効成分
ホセチル 80.0%
(類白色水和性粉末)
適用表作物名 | 適用病害名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 |
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ぶどう | べと病 | 800倍 | 200〜700L/10a | 収穫30日前まで | 本剤:3回以内 ホセチル:3回以内 | 散布 |
かんきつ | 苗疫病 褐色腐敗病 | 400〜800倍 | 収穫前日まで |
なし | 黒斑病 輪紋病 | 800倍 | 収穫14日前まで |
疫病 | 800〜1000倍 |
キウイ | 果実軟腐病 | 600倍 | 幼果期まで ※収穫120日前まで | 本剤:2回以内 ホセチル:2回以内 |
パッションフルーツ | 疫病 | 800倍 | 収穫7日前まで | 本剤:3回以内 ホセチル:3回以内 |
パイナップル | 心腐病 | 200倍 | ー | 植付時 | 本剤:1回 ホセチル:2回以内 (苗浸漬は1回以内) | 苗浸漬 |
400〜800倍 | 100mL/株 | 開花期まで | 本剤:2回以内 ホセチル:2回以内 (苗浸漬は1回以内) | 土壌潅注 |
根腐萎凋病 | 400〜800倍 | 100mL/株 | 開花期まで | 本剤:2回以内 ホセチル:2回以内 (苗浸漬は1回以内) | 土壌潅注 |
さるなし | 果実軟腐症 | 600倍 | 200〜700L/10a | 収穫60日前まで | 本剤:1回 ホセチル:1回 | 散布 |
りんご | すす点病 すす斑病 斑点落葉病 | 800〜1000倍 | 収穫前日まで | 本剤:3回以内 ホセチル:3回以内 |
褐斑病 | 1000倍 |
にんじん | 黒葉枯病 | 800倍 | 100〜300L/10a | 収穫7日前まで |
かぼちゃ | 疫病 | 400〜800倍 | 収穫前日まで |
べと病 |
きゅうり | べと病 | 400〜800倍 |
メロン | 800倍 |
ねぎ | 収穫3日前まで |
疫病 |
わけぎ | べと病 疫病 |
ほうれんそう | べと病 白斑病 | 1500倍 | 収穫前日まで | 本剤:2回以内 ホセチル:2回以内 |
なばな | 白さび病 | 2000倍 |
みつば | べと病 | 1000倍 | 収穫14日前まで ※伏せ込み栽培は伏せ込み前まで |
畑わさび(根茎) | 600倍 | 収穫21日前まで | 本剤:3回以内 ホセチル:3回以内 |
わさび(根茎) | 畑育苗期 |
サラダ菜 | 褐斑病 | 1500倍 | 収穫3日前まで | 本剤:2回以内 ホセチル:2回以内 |
エンサイ | 白さび病 | 1000倍 | 収穫7日前まで |
ホップ | べと病 | 800倍 | 200〜700L/10a | 収穫14日前まで | 本剤:3回以内 ホセチル:3回以内 |
たばこ | 疫病 | 400〜800倍 | 200mL/株 | 大土寄時 | 本剤:2回以内 ホセチル:2回以内 | 株元灌注 |
舞病 | 100mL/株 | 移植時 |
使用上の注意
・石灰硫黄合剤およびボルドー液との混用は避けてください。
・無機銅を含む剤との混用および近接散布は薬害を生ずる恐れがありますので避けてください。
また、葉面散布肥料との混用は薬害を生じるおそれがありますので避けてください。
・ほうれんそう、わけぎに使用する場合、誤って高濃度で散布すると薬害を生ずることがあります。
・なし(ただし、幸水、豊水を除く)に使用する場合、6月中旬までの散布は、葉に薬害を生ずる恐れがあります。
・かんきつに使用する場合、未硬化葉がコルク化する薬害が生ずる恐れがありますので留意してください。
・みかんに使用する場合、高温時は日焼け果発生を助長する恐れがありますので注意してください。
・ぶどうに使用する場合、幼果期から果粒肥大期の散布は、果粉の溶脱を引き起こしますので使用は避け、新梢伸長期から落花期までおよび袋掛け以降に使用して下さい。
・フロアブル剤と混用する場合、必ずフロアブル剤を最初に所定濃度に希釈してから本剤を加えてください。
★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。