パフォームCaの効果・特長
カルシウムは植物細胞の細胞壁の構造と機能に重要な役割を果たす大切な成分です。
パフォームCaは機能性界面活性剤(アジュバント)と有機キレート剤の併用により、カルシウムが茎葉より作物に効率よく吸収され、生育を高めます。
有機キレート剤が配合されているため、植物体内の移行性をさらに高めます。
微量のチッソ成分も同時に補給することで、カルシウムの葉内移動性も高めます。
薬害のでやすい塩化カルシウムは使用していません。
作物への汚れが少ないカルシウム剤です。
有効成分
硝酸性窒素 5.0%(硝酸石灰(カルシウムとして)7.48%)
適用表作物名 | 使用目的 | 使用期間 | 使用方法と濃度 |
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小豆、大豆 | 増収 品質向上 | 開花前から開花始期2〜3回 | 散布または灌水 500〜1000倍 |
ねぎ、たまねぎ はくさい、レタス キャベツ | 芯腐れ・芯枯れ・縁腐れ 葉先枯れ防止 | 本葉展開後から7〜10日間隔 |
トマト、ピーマン | 尻ぐされ防止 株の健全化 | 育苗中および 果実肥大時に各段ごと |
いちご、なす | 果実の軟化防止 チップバーン防止 |
きく | 葉先枯れ・葉やけの防止 | 本葉展開後から7〜10日間隔 |
かんきつ | 浮皮軽減 | 果実肥大期後半 (10日間隔で3回以上) |
緑化促進 | 春芽発芽後7〜10日間隔で2回 落弁期から7〜10日間隔で2回 |
なし | ミツ症防止 | 開花10日後から10日間隔で4〜6回 |
※上記以外の作物についてもカルシウム欠乏による生理障害の防止及び生育促進に効果があります。
使用上の注意
・高温時は日中の散布はさけてください。
・スルフェン酸系、ジチアノン系、キノキサリン系、ストロビルリン系、アニリド系薬剤には薬害を生じるおそれがあるので、混用はさけてください。
・TPNフロアブルに下記の農薬を混用した場合、パフォームCaを加用しないでください。凝集する傾向があります。
※ペルメトリン水和剤、MEP乳剤、フェンプロパトリン乳剤
・炭酸水素カリウム剤及び炭酸水素ナトリウム剤との混用はさけてください(汚れ)。
・アルカリ性農薬や石灰硫黄合剤との混用はさけてください。
・液肥との混用は少量で確認してください。液肥の種類により凝集する場合があります。
・硝酸態窒素又は硝酸態カルシウムで薬害が懸念される作物には使用しないでください。
★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。