殺菌剤 タチガレン液剤 500ml

■稲の苗立枯病を的確に防ぎ、根の生育促進、ムレ苗防止など健苗が得られます。
■播種時の処理に加えて、育苗中の灌注により移植時の発根及び活着促進が一層的確に発揮されます。
■冠水や水ストレス、また除草剤による薬害の影響を受けにくくなります。

【有効成分】
ヒドロキシイソキサゾール 30.0%
(黄褐色液体)
タチガレン液剤の効果・特長

稲の苗立枯病を的確に防ぎ、根の生育促進、ムレ苗防止など健苗が得られます。
播種時の処理に加えて、育苗中の灌注により移植時の発根及び活着促進が一層的確に発揮されます。
冠水や水ストレス、また除草剤による薬害の影響を受けにくくなります。


有効成分

ヒドロキシイソキサゾール 30.0%
(黄褐色液体)


適用表
作物名適用病害虫名希釈倍数使用液量使用時期本剤の使用回数使用方法ヒドロキシイソキサゾールを
含む農薬の総使用回数
稲(箱育苗)苗立枯病(フザリウム菌)
苗立枯病(ビシウム菌)
根の生育促進
移植時の発根及び活着促進
ムレ苗防止
500〜1000倍育苗箱
(30×60×3cm
使用土壌約5L)
1箱当り500ml
は種時及び発芽後2回以内土壌灌注3回以内
(移植前の土壌混和は1回以内
移植前の土壌灌注は2回以内)
ごま葉枯病500倍は種時1回
苗立枯病(フザリウム菌)
苗立枯病(ビシウム菌)
根の生育促進
移植時の発根及び活着促進
ムレ苗防止
1000倍育苗箱
(30×60×3cm
使用土壌約5L)
1箱当り1L
は種時及び発芽後2回以内
ごま葉枯病1000倍は種時1回
稲(折衷苗代)苗立枯病(フザリウム菌)
苗立枯病(ビシウム菌)
500倍1L/m2は種直後及び発芽後2回以内
稲(畑苗代)1000倍3L/m2
根の生育促進
移植時の発根及び活着促進
1000倍は種直後1回
キャベツビシウム腐敗病1000倍セル成型育苗トレイ1箱
またはペーパーポット1冊
(30×60cm・使用土壌約3.0〜4.0L)当り0.5L
出芽時〜育苗期3回以内3回以内
レタスバーティシリウム萎凋病1000倍250ml/株定植時1回株元灌注1回
すいか苗立枯病500〜1000倍3L/m2は種直後苗床灌注2回以内
(育苗土壌への混和は1回以内
苗床への灌注は1回以内)
きゅうり苗立枯病(フザリウム菌)
苗立枯病(ビシウム菌)
500〜1000倍3回以内土壌灌注3回以内
メロン苗立枯病(ビシウム菌)500倍は種時1回全面土壌灌注1回
ほうれんそう立枯病500〜1000倍土壌灌注
1500〜3000倍9L/m2
50〜100倍300ml/m2は種前全面散布後土壌混和
オクラ苗立枯病(ビシウム菌)500〜1000倍50〜200ml/株は種時〜発芽初期2回以内植穴又は株元灌注2回以内
さやいんげん白絹病500倍1L/m2収穫14日前まで3回以内土壌灌注3回以内
さやえんどう根腐病500〜1000倍3L/m2は種後及び生育期
※は種後1〜2か月後まで
は種穴又は株元に土壌灌注
実えんどう立枯病500倍200ml/株
未成熟そらまめ500倍は種後及び生育期
※収穫30日前まで
てんさい苗立枯病500〜1000倍ペーパーポット1冊当り1Lは種時〜生育初期
※収穫120日前まで
灌注5回以内
(種子粉衣は1回以内
育苗土壌への混和は1回以内
灌注は3回以内)
500〜1000倍3L/m2
みずな立枯病500倍は種時1回土壌灌注1回
みぶな1000倍
みつば根腐病2000倍100〜300L/10a収穫14日前まで
※伏せ込み栽培は伏せ込み前まで
散布
いちご苗の発根促進
活着促進
1000倍-挿し芽採取時30分間挿し芽浸漬2回以内
(挿し芽採取時の浸漬処理は1回以内
挿し芽時の土壌灌注は1回以内)
1000倍1.5L/育苗培養土5L挿し芽時土壌灌注
たばこ舞病1000倍100ml/株移植時及び大土寄時2回以内株元灌注2回以内
カーネーション立枯病500倍3L/m2定植時及び活着後3回以内土壌灌注3回以内
アイリス白絹病1000〜2000倍定植時及び生育期6回以内6回以内
きく発根促進1000倍5〜10L/m2挿し芽直後1回1回
林木(苗木)立枯病500〜1000倍3L/m2は種覆土直後苗床全面灌注
西洋芝(ベントグラス)赤焼病500〜1000倍2L/m2発病初期4回以内散布6回以内
ビシウム病250〜500倍0.5L/m2

2021年3月4日現在の登録内容です。農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。

使用上の注意

・稲に使用する場合は、育苗中の苗立枯病のまん延防止には発芽期以降に追加灌注してください。
・ムレ苗防止に使用する場合、本剤は育苗中の低温による根の吸水低下や高温による蒸散増加など、吸水と蒸散の不均衡によって起こるムレ苗(生理的な急性萎凋障害)に対して有効であるので、このようなムレ苗の発生する地域で使用してください。
・本剤をキャベツに使用する場合は、使用液量が多すぎたり濃度が高すぎると薬害(生育抑制)を生じやすいので、所定の使用液量、濃度を必ず守ってください。
・本剤をオクラに使用する場合は、希釈液を乾燥した土壌に灌注すると薬害(生育抑制)を生じるおそれがあるので、は種前には十分な灌水を行ってください。
・本剤をカーネーション立枯病防除に使用する場合は、定植時に所定希釈液を1m2当り3Lの割合でジョウロなどで均一に土壌灌注してください。
 さらに活着後、発生状況に応じて適宜灌注処理を行なってください。
・アイリスの白絹病防除に使用する場合は定植時に所定濃度の希釈液を1m2当り3Lの割合でジョウロなどで均一に土壌灌注し、その後20〜30日間隔で1〜2回灌注処理してください。
・さやえんどうの根ぐされ病防除に使用する場合、発生後の灌注は効果がないので、予防的に播種後1週間以内に所定希釈液を1m2当り3L灌注し、更に1〜2か月後にかけて1〜2回株元灌注処理してください。


★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。