ダブルフェースフロアブルの効果・特長
新規有効成分ピフルブミドにより、既存抵抗性個体群に対しても有効な殺ダニ剤です。
さらに、Tetranychus,Panonychus 両属のハダニに対し高い活性を示します。
有効成分フェンピロキシメートによりミカンサビダニやチャノホコリダニにも優れた効果を示します。
ミツバチやマルハナバチに対する影響が少なく、これら訪花昆虫との併用も可能です。
有効成分
ピフルブミド 15.0%
フェンピロキシメート 5.0%
(類白色水和性粘稠懸濁液)
適用表作物名 | 適用病害虫名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | ピフルブミドを含む 農薬の総使用回数 | フェンピロキシメート を含む農薬の総使用回数 |
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茶 | チャノホコリダニ カンザワハダニ チャノナガサビダニ | 2000〜3000倍 | 200〜400L/10a | 摘採7日前まで | 1回 | 散布 | 1回 | 2回以内 |
チャトゲコナジラミ | 2000倍 |
かんきつ | チャノホコリダニ | 200〜700L/10a | 収穫前日まで |
ミカンハダニ ミカンサビダニ | 2000〜3000倍 |
なす | ハダニ類 チャノホコリダニ | 2000倍 | 100〜300L/10a | 3回以内 |
すいか、メロン きゅうり、ピーマン | ハダニ類 |
いちご、あずき さやいんげん | 1回 |
花き類・観葉植物 | 発生初期 | 6回以内 |
使用上の注意
・石灰硫黄合剤、ボルドー液などアルカリ性薬剤との混用を避けてください。
・本剤は植物体への浸透移行性がないので、かけ残しのないように葉の裏表に十分に散布してください。
・ハダニ類は繁殖が早く、密度が高くなると防除が困難になるので、発生初期に散布むらのないようにていねいに散布してください。
・ハダニ類は薬剤抵抗性が発達し易いので、年1回の散布とし、作用性の異なる他の薬剤と輪番で使用してください。
・花き類では花に薬害を生じる場合があるので、花や蕾に薬剤が付着するおそれのある時期には使用を避けてください。
・ばらの新展開葉に薬害を生じる場合があるので、新展開葉に薬剤が付着するおそれのある時期には使用を避けてください。
・蚕に長期間毒性があるので、桑葉にかからないように注意してください。
★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。