■細菌に対して高い抗菌活性をもつ2種類の抗生物質オキシテトラサイクリン、ストレプトマイシンを効果的に配合した複合製剤です。
■これらの有効成分はともに細菌に対する作用点が異なるため、耐性がつきにくい製剤となっています。
■それぞれ抗菌範囲が異なる2種類の有効成分を配合しているため、単剤よりも抗菌範囲が広い製剤となっています。
【有効成分】
アルキルトリメチルアンモニウムカルシウムオキシテトラサイクリン 2.8%
(オキシテトラサイクリンとして1.5%)
ストレプトマイシン硫酸塩 18.8%
(ストレプトマイシンとして15.0%)
(淡黄褐色水和性粉末)
アグリマイシン100の効果・特長
細菌に対して高い抗菌活性をもつ2種類の抗生物質オキシテトラサイクリン、ストレプトマイシンを効果的に配合した複合製剤です。
これらの有効成分はともに細菌に対する作用点が異なるため、耐性がつきにくい製剤となっています。
それぞれ抗菌範囲が異なる2種類の有効成分を配合しているため、単剤よりも抗菌範囲が広い製剤となっています。
有効成分
アルキルトリメチルアンモニウムカルシウムオキシテトラサイクリン 2.8%(オキシテトラサイクリンとして1.5%)
ストレプトマイシン硫酸塩 18.8%(ストレプトマイシンとして15.0%)
(淡黄褐色水和性粉末)
適用表作物名 | 適用病害虫名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | オキシテトラサイクリンを含む 農薬の総使用回数 | ストレプトマイシンを含む 農薬の総使用回数 |
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りんご | 枝枯細菌病 | 2000倍 | 200〜700L/10a | 収穫60日前まで | 3回以内 | 散布 | 3回以内 | 3回以内 |
なし | 2000倍 | 収穫75日前まで |
もも | せん孔細菌病 | 1500倍 | 収穫60日前まで | 2回以内 | 5回以内 | 2回以内 |
うめ | かいよう病 | 1000倍 | 収穫90日前まで | 4回以内 |
すもも | 黒斑病 | 1500倍 | 収穫30日前まで | 3回以内 |
キウイフルーツ | 花腐細菌病 かいよう病 | 1000倍 | 落花期まで | 3回以内 | 4回以内 (樹幹注入は1回以内) |
ばれいしょ | 疫病 | 1000倍 | 100〜300L/10a | 収穫3日前まで | 5回以内 | 5回以内 (種いもへの処理は1回以内) | 5回以内 (種いもへの処理は1回以内) |
軟腐病 | 1000〜1600倍 |
黒あし病 そうか病 | 40〜100倍 | ー | 植付前 | 1回 | 5〜10秒間種いも浸漬 |
40〜100倍 | 種いも100kgあたり 2.5〜3L | 種いも散布 |
キャベツ | 黒腐病 黒斑細菌病 | 2000倍 | 100〜300L/10a | 収穫14日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 | 2回以内 |
はくさい | 軟腐病 黒斑細菌病 | 1500〜3000倍 | 3回以内 | 4回以内 | 3回以内 |
レタス | 腐敗病 | 2000倍 | 2回以内 | 2回以内 | 2回以内 |
たまねぎ | 軟腐病 | 1000倍 | 収穫7日前まで | 5回以内 | 5回以内 | 5回以内 |
にんにく | 春腐病 | 1000倍 | 3回以内 | 3回以内 | 3回以内 |
こんにゃく | 葉枯病 | 1000倍 | 収穫30日前まで | 6回以内 | 6回以内 (種いも浸漬は1回以内) | 6回以内 (種いもへの処理は1回以内) |
腐敗病 | 1000倍 |
250〜500倍 | ー | 植付前 | ー | 1時間種いも浸漬 |
ほおずき | 斑点細菌病 | 1000倍 | 100〜300L/10a | 発病初期 | 3回以内 | 散布 | 3回以内 | 4回以内 |
シクラメン | 葉腐細菌病 | 1000倍 | 葉組み時 | 8回以内 ※土壌灌注は4回以内 | 8回以内 | 8回以内 |
1000倍 | 200〜300ml/鉢 | 鉢上げ時又は 鉢替え時 | 土壌灌注 |
たばこ | 野火病 角斑病 | 1500倍 | 100〜180L/10a | 収穫3日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 | ー |
吊り腐れ (空胴病菌による) 空胴病 | 1000〜1500倍 |
疫病 | 1000倍 |
桑 | 縮葉細菌病 | 500倍 | 200〜700L/10a | ー | 3回以内 | 3回以内 |
西洋芝 (ベントグラス) (生産圃場) | かさ枯病 | 500倍 | 0.5L/m2 | 発病前〜発病初期 | 8回以内 | 8回以内 |
2021年3月4日現在の登録内容です。農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。
使用上の注意
・石灰硫黄合剤との混用はさけ、また、ボルドー液と混用する場合は、使用直前に混合してください。
・本剤の使用により、薬害としてクロロシス(黄化現象)を生じることがあります。
特に高温多湿時には薬害を生じやすいので、留意の上散布してください。
・はくさいにおいては、高温時又は幼苗期には薬害の影響が大きいので、この時期の使用はさけてください。
・ばれいしょの種いも消毒に使用する場合は、注意事項の詳細を必ず確認してください。
・なし及びりんごに対しては、重複散布や多量散布は薬害を生じる場合があるので、所定の希釈倍数を厳守してください。
・たばこの角斑病に対しては、発生初期に時期を失しないように散布してください。
・シクラメンの葉腐細菌病に対する土壌灌注の使用液量は、直径 15〜20cm の鉢が基準であり、植木鉢の大きさにより適宜増減してください。
★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。