天草にも様々な性質があります。
硬い天草は強度があり、とても硬く出来上がります。
逆に柔らかい草には強度はありませんが、コシのある粘りが強いところてんに仕上がります。
また、製造においても、ただ長く煮ればいいというものでもなく、天草の適正に合わせた煮る時間があります。
素材を見極め、煮る時間を調整しなければ良いところてんは出来ません。
当店で使用している「西伊豆土肥 八木沢産」の天草は、柔らかな性質を持っているため、その性質を最大限活かした煮込み時間を見極める事により、コシのある弾力のよりところてんに仕上げております。