こんにゃく製造において、頑固にこだわるのは「ばた練り」と呼ばれる製法です。
「ばた練り」とは、4枚の羽根がバタバタと音を立てるようにしてこんにゃくの生地に多くの空気を含ませながら練りあげていく製法です。その羽根の音から「ばた練り」と呼ばれるようになりました。
「ばた練り」で練り上げた生地を使って作ったこんにゃくは、気泡を多く含むため大変味染みのいいこんにゃくになります。
機械練りだけをするこんにゃく製造業者が主流となる中、桜井こんにゃく店では、 あえて昔ながらのこんにゃく製法にこだわります。
時間と手間がかかり大量生産は出来ませんが、その分味染みのいい、美味しいこんにゃくに仕上がる為です。