巨峰やパイナップルのような甘い香りとヨーグルトのような酸がキュっと効いています。一段仕込みの甘酸っぱいフルーティさと、袋で搾ったおりがらみで米の旨味がギュッと詰まった味わい。精米歩合50%まで磨いたよりぜいたくな造りでスイートな仕上がりです。
この濃厚な味わいは、特別な仕込みの方法からきています。なんと通常の3倍のお米を使う贅沢な「一段仕込み」で造られました。そのため今までにない香りとフレッシュで爽やかな味わいです。
この味わいは日本酒を飲みなれない方にも飲みやすく、奥深い旨味は、むしろ日本酒の味の違いが分かる方にも喜んで飲んでいただけます。
「若い方でも手が届き、毎日でも飲める」お酒を目指す苗場酒造。手造り高品質なのに、コストからするとリーズナブルな価格設定もありがたい、毎日飲みたいお酒です。
◆飲み方
雪冷え(約5度)くらい冷たく冷やすのがおススメ。おちょこで飲むとより甘く感じられ、ワイングラスで飲むとフルーティな香りと輝きのある甘みを楽しめます。食事と一緒に楽しむならピザやパテドカンパーニュと相性いいです。食前酒や、食後にフルーツやデザートと一緒にどうぞ。
◆ゆきのまゆ/苗場酒造
フルーティで、新しいお酒です。
100年以上魚沼地方の地酒を造り愛されてきた苗場酒造が、大きな夢と情熱をかけて挑む銘柄「ゆきのまゆ」。最大の特徴はその繊細でぜいたくな造り。一般的な日本酒が「添、仲、留」と三段仕込みで造るのに対し、一段目の「添え」で搾った若い酒。一度に少量しか生産できず、また通常の三段仕込みに比べ三倍ものお米が必要になるぜいたくな造りです。
日本有数の豪雪地帯で、名水百選に選ばれる湧き水と、地元の酒米を使用し、越後杜氏の技術の結晶からこの新しく、美味しい日本酒はかもされています。コストがかかっても、難しくても、他に類を見ない本質的に美味しいお酒。一度飲めばあなたも大満足いただけますよ。
2024年10月、名称を「ゆきのまゆ」に変更しました。(旧名「醸す森」)ゆきのまゆとは、蔵元のある津南町でも冬にみられる、石の上に丸く積もった、まるで繭玉のように見える雪のこと。こんもり白く丸い様子は、袋搾りの袋にも似ていることから名づけられました。