一品 佳撰 1.8L   [茨城県水戸市]

熟練した技術によって米そのものの旨みが幅のある風味を醸し出し美味円熟に芳香を添えた清醇酒。

産 地:茨城県水戸市
使用米:日本晴
精米歩合:70%
アルコール:15〜16度
日本酒度:±0(中口)
酸 度:―
【蔵元紹介】
寛政2年、水戸徳川家35万石のお膝元、水戸穀町(現在の本六町目)で手びろく米穀をあきなう豪商、粟野屋吉久保清三が「常陸の米と笠原の水、この二つありて常陸に旨き酒の無きは、さても不可思議なことよな。」と酒造りをはじめた。
 酒造りに好適の米の選別は本業、光圀公の偉業を伝える笠原水道の源水は、灘の水にまさる清らかさにて酒造りに秀逸。ほどなく米屋の看板をおろし、造り酒屋に転業。
 "正気の歌"で名高き藤田東湖を筆頭に、水戸の名士諸士のひいきにあずかり、毎年、新蔵を建てるほどの繁盛ぶりだった。
  明治の初期、代表銘柄を「いっぴん」にしぼり精魂を傾け、現在十一代目に至ります。