YAMAHA RTX830 ギガアクセスVPNルーター(4ポート)

ラッピングをご希望の方は
ラッピング券をお買い求め下さい。
詳細


★ 大幅性能向上と互換性確保
VPN対地数性能を向上したことで、これまで構成されていた拠点間VPNに加え、クラウドサービスへのVPN接続や、外出先からのリモートアクセスVPNなど、幅広くVPN構成を拡張することが可能になります。また昨今、インターネットへのアクセス増により、従来モデルのNATセッション数では性能不足となる場合が増えていますが、NATセッション数の向上により、外部サービスの利用にストレスの無い運用が可能です。『RTX830』では、これら性能面の向上を実現しながらも、全体の低消費電力化を図り、最大消費電力は「RTX810」と同等数値を実現していることも、大きな特徴です。
筐体サイズや接続ポートの互換性に加え、「RTX810」で利用していた設定を、『RTX830』でもそのまま利用することが可能です。機器入れ替え時も、設置場所の変更や設定の再作成などの手間は不要です。

★ ネットワーク構築に更なる利便性
『RTX830』では、以下の機能実装により、旧来からの拠点間通信やLAN管理の利便性をさらに向上させています。

・マルチポイントトンネル機能
マルチポイントトンネル機能は、物理的な複数拠点へのVPN (Virtual Private Network) 接続を、ひとつのVPN設定のみで実現する機能です。『RTX830』ではこのマルチポイントトンネルの拠点側機能に対応しています。これにより、拠点の増設・移設などVPN環境に変化があった場合の設定変更作業の手間を軽減できます。
※マルチポイントトンネルのセンター側機能は「RTX1210」で対応しており、今後「RTX3500」「RTX5000」でも対応予定です。

・最新のLANマップ機能
『RTX830』では、上位モデル「RTX1210」で好評をいただいている「LANマップ」機能を採用しています。LANの状態を可視化し、制御するGUI機能によって、ネットワークの接続状態を一目で把握できるため、迅速なトラブルの発見・解決が可能です。
※RTX830の「LANマップ」機能はネットワークエンジニア会(YNE)サイト内の「遠隔検証システム」で体験することができます。

・USBシリアルによるコンソール接続
旧来のシリアルポートに加え、USBmini型のシリアル接続が可能です。 PCへの接続に際し、別途USBシリアル変換ケーブルを用意する必要はありません。

・クラウド接続のかんたん設定
クラウドサービス元から入手したIDや認証パスワードの入力さえ行えば、接続設定が自動生成され、ルーターに反映されます。クラウドサービスへの接続設定にかかる手間が大幅に軽減されます。

★ YNO (Yamaha Network Organizer) との連携
クラウド型ネットワーク統合管理サービス「Yamaha Network Organizer(YNO)」により遠隔管理することができます。YNOを利用すれば、ネットワークの設置・変更に際し、個々の『RTX830』へログインする必要は無くなります。YNOですべてのネットワークを一元的に管理することができます。また、クラウドサービスやインターネット上のWebサービスの業務利用の増加に伴い、運用中にネットワーク設定の変更が必要になった場合でも、柔軟な対応が可能です。YNOとの連携で、このように「動くネットワーク」の管理をサポートします。
今後も、YNOとの連携機能では、以下のような機能の追加が予定されています。

・GUI Forwarder
個々の拠点端末へ個別にログインすることなく、YNOの画面上ですべてのネットワーク機器のGUI画面操作が可能です。

・ゼロタッチコンフィグレーション機能
今後、設置する拠点端末の設定を、事前にYNOへ保存しておくことができるようになります。拠点端末の設置作業は、インターネットへの接続設定とプレースIDの入力だけとなり、スピーディーな拠点展開が可能です。

『RTX830』では、今後、DPI機能の実装を計画しています。アプリケーション単位での細かな設定を多拠点展開でご利用いただくため、合わせてYNOを利用した一元管理環境を提供する予定です。

【スペック】
* WAN側I/F:10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
* LAN側I/F・速度:10/100/1000Mbps(スイッチ機能あり)
* LAN側I/F・ポート数:4
* PPPoE:○
* DHCP サーバ:○
* DHCP クライアント:○
* IPマスカレード:○
* 幅:220mm
* 奥行:160mm
* 高さ:44mm
* 重量:1.1kg