かたの桜 大吟醸 原酒 雫(しずく)720ml瓶 木箱入り 大阪府交野市・山野酒造 片野桜[日本酒・地酒] やや辛口

杜氏さんの技が冴えわたる限定品

丁寧に醸した醪を酒袋に吊るし、
圧力を全くかけずに一滴一滴ポタポタ落ちる雫だけをそのまま瓶詰めしています

香りは単にフルーティーだけじゃない
華やかなのに、パワフルさも感じます

人が手間ひまを掛け、時間をかけて昇華する
そんな日本酒造りの魅力が凝縮しています

内容量:720ml
製造元:山野酒造(大阪府交野市)
原料米:山田錦
精米歩合:38%
アルコール度数:17度
絶えることのない清冽な湧水は 芳醇な味わいへ
仕込み水は、創醸以来絶えることなく、蔵内に湧き出る生駒山系の伏流水。
鉄道のトンネルを穿つことができなかったほどの岩石層を通り抜けた水は、適度なミネラルを含み、酒造りには理想的。
スムーズな口あたり、澄んだ香り、豊かな余韻を残す芳醇な味わいは、この清冽な水から生まれます。

米を選び・磨いて 慈しむように酒を育みます
酒質を左右するのが、まず米の種類。そして磨き。
酒造好適米というだけで良しとせず、その産地、水田の環境まで確かめて米を選びます。
もちろん精米した後も、もう一度その精米具合を精査。丹念なつくりから生まれる酒、片野桜。
慈しむように酒を育てます。その姿勢には一切の妥協を排除し、良質の酒造りを脈々と続けています。

みずみずしい自然と悠久の浪漫 清らかな酒の宝庫
「又や見ん、交野の御野の桜狩り、花の雪散る春の曙」と、新古今和歌集に詠まれた交野の郷。
平安時代に貴族が狩や花見に遊興じ、こよなく愛したこの地は、清流と肥沃な土壌に恵まれた、農耕の地。
良質な産米と、清らかな水による酒造りは、古くに始まり、
最盛期の江戸時代には、多くの酒造家が営まれていたことで、知られています。

豊かな風土の恵みのなかで 丁寧に丁寧に心を込めて
四季美しい変化を見せる山並。そこからもたらされる澄んだ空気。清冽な水、沃野。
こんな豊かな風土をゆりかごに、杜氏の伝承の技により、じっくり時間をかけて、丁寧に醸される酒。
「すべては品質のために」がモットー。時が実り、期が熟すのを、じっくり待つ。
そんな自然流の酒造りにこだわっています。