中国茶 烏龍茶 白芽奇蘭50g はくがきらん 茶葉

まるで、中国茶の白ワインです。鉄観音が濃厚で重いお茶と例えるならば、白芽奇蘭は軽く淡白で、端麗な味わいです。線のように細く、優しい味わいを持ちます。醗酵度はそれなりに高いのに、さわやかで、生っぽい感じがあります。ここ数年で人気急上昇になってきた、新しい安渓の烏龍茶です。[福建省安渓 青茶]
烏龍茶【白芽奇蘭】50g はくがきらん bai ya qi lan

まるで白ワイン!?さわやかなテイストが溢れます


生産地:福建省安渓
【生産地】 福建省安渓
白芽奇蘭(はくがきらん)というその名前の由来は、茶葉の先端が「白み」を帯びており、「蘭の花のような香り」を持っているからなんです。


白芽奇蘭の生産地は福建省平和県です。安渓鉄観音と茶葉の形状が良く似ており、同じ製造工程で作られますが、鉄観音との違いは、土壌とお茶の品種です。実は白芽奇蘭は、生産地の何十年にもおよぶ研究の成果として生まれたお茶なんです!この開発のお話は有名で、「プロジェクトX」並みのドラマがあるんです。
その研究の結果、1996年の4月に「福建省茶樹新良種」の称号が与えられました。

他にも、その栄光が輝きます。

【白芽奇蘭の受賞歴】
91〜93年「福建省優良茶賞」
93年中国専利技術博覧会「金賞」
中国農業部青茶類「優質産品」
95〜98年「福建名茶賞」
国家緑色食品発展センター「緑色食品」の称号授与
97年イタリア国際軽工業博覧会「金賞」
秋の烏龍茶茶類品質鑑賞会で「奇蘭茶王」の九峰の白芽奇蘭は、500グラム300万円程の価格で売り切れたと言われております。
98年国際茶文化博覧会「金賞」
99年中国昆明世博覧会福建特色産品展鎖会「金賞」


とまあ、様々な受賞歴のあるお茶ですが、気になるのはその味わいですね!

鉄観音が濃厚で重いお茶と例えるならば、白芽奇蘭は軽く淡白で、端麗な味わいです。線が細く、優しい味わいを持ちます。醗酵度はそれなりに高いのに、さわやかで生っぽい感じがありますから、安渓における台湾の文山包種茶のような位置づけかもしれませんね。
調子に乗って例えるなら、白ワインをイメージさせてくれます。

茶葉水色(お茶を淹れた時の色)