ちぎれた鎖と光の切れ端 荒木あかね

 江戸川乱歩賞最年少受賞作家、荒木あかね(福岡在住)の待望の新作、ここに誕生!

 鮮烈なデビューを果たしてから1年。Z世代のアザサ・クリスティーとの呼び声高い著者の新たな作品は、王道の本格ミステリー。これが新人作家なのかと驚きを隠せない超大作に仕上がっています。
 
 
 『そして誰もいなくなった』『ABC殺人事件』どちらもクリスティーの代表作ですが、著者はこの作品で大先輩である偉大なミステリー作家の傑作にオマージュを捧げつつ、勝るとも劣らない仕掛けを施し、読者を圧倒します。
 舞台は天草の孤島から大阪へと移り、事件はさらに混迷を極め、事件の真相、真犯人にたどり着くのは至難の業です。
あなたはこの難解で極上の謎を解くことができますか。
荒木あかね
講談社
464P141×194(mm)

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