サイン本 ヒポクラテスの悲嘆 中山七里

※著者サイン本です。

ミイラ化した死体は何を語る?
家族はどこで一線を越えてしまったのか。
浦和医大法医学教室に餓死した遺体が運び込まれた。
亡くなったのは40歳の独身女性で、死後3週間が経っていた。
まだ4月だというのに埼玉で見つかった4体目のミイラ化死体だ。
埼玉県警の古手川によると、女性は大学受験に失敗して以来20年以上引きこもっていたという。
同居していた70代の両親は先行きを案じ、何とか更生させようと民間の自立支援団体を頼ったが、娘は激昂し食事も摂らなかったらしい。
彼女はなぜ餓死を選んだのか?それとも親が嘘を?だが、解剖を行った光崎教授は、空っぽだるはずの胃から意外なものを見つけると---。

引き込みりを抱えた家族を襲う悲劇。
彼らは被害者から、それとも・・・。
光崎教授が抉り出す、深い闇とは?
中山七里
祥伝社
312P/136×193(mm)

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