サイン本 有罪、とAIは告げた 中川七里
※著者サイン本です。
東京地裁に勤める高遠寺円は、中国製のAI裁判官(法神2号)のテスト運用を担当することに。
裁判のデータを入力すると、実際の判決文と同じものを弾き出すという驚くべき精度だった。
多忙を極める裁判官にとってこれは大きな福音となる。
歓迎ムードが高まる中、円は1人それを受け入れられずにいた。
そんなとき、18歳少年による父親殺しが起きる。裁判長は、<法神>にシミュレートさせると言うが・・・。
司法判断に感情は必要か否か。
人を裁くのは心か論理か。
”20分後の未来”について考えさせられるリーガル・サスペンス。
中川七里
小学館
256P/130×180(mm)
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