小説トリッパー 2024年夏季号

小説トリッパー 2024年夏季号
ISBN：9784022725677
定価：1320円（税込）
発売日：2024年6月18日
Ａ５判　 アジロ綴じ　 2024年夏季号　

［創作］
高山羽根子　パンダ・パシフィカ（一挙掲載285枚）
［新連載小説］
武内涼　歌川 二人の絵師
［新連載評論］
鴻巣友季子　小説、この小さきもの
〜孤独、共感、個人〜
［対談］
川上弘美＋田中慎弥　
ファンタジーから日常へ
――『明日、晴れますように　続七夜物語』をめぐって
［評論］
千街晶之　この世界の表と裏
――『ひとつの祖国』と貫井徳郎論
柳楽馨　歌う風、砕ける光
――大原鉄平「森は盗む」を読む
［連載完結］
真保裕一　共犯の畔（ほとり）
早見和真　問題。――以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい
田中慎弥　死神
［連載インタビュー］
九段理江　答えの無い時代に考え続けるということ
インタビュアー倉本さおり
［エッセイ］
＜PERSON＞　
金子玲介　お前が謝る必要ないぜ
［連載評論］
高橋源一郎／たのしい知識
［連載エッセイ］
穂村弘／この漫画のここが好き
［連載小説］
あさのあつこ／飛燕
神林長平／上書きされた世界――The Overwritten World

［連作読切］
志川節子／去年今年
［書評・エッセイ］
〈季刊ブックレビュー〉
江南亜美子
船頭なき方舟のゆくえ
角田光代『方舟を燃やす』
佳多山大地
探偵小説と〈帝国主義の時代〉
神山裕右『刃紋』
マライ・メントライン
真の「時代」「世代」表現力とは何か？
葉真中顕『鼓動』
大原鉄平
私たちの「きちんとしたい」を救う物語
せやま南天『クリームイエローの海と春キャベツのある家』
［文芸季評］
中村真理子／揺れ混ざり、流れる意識を追いかけて
［ミステリー季評］
野波健祐／青春の終わり、謎解きとともに
［エンターテインメント季評］
高津祐典／家族という偶然
［対談］
倉本さおり＋渡辺祐真／カルチャー放談 (1)
［評論］
三宅香帆／作家と踊る (1)
桐野夏生の小説と私たちが生きる世界
第11回林芙美子文学賞応募要項
執筆者紹介・画家紹介