【商品説明】
東洋エンタープライズ社のミリタリーブランド「BUZZ RICKSON'S バズリクソンズ」が展開する
「WILLIAM GIBSON COLLECTION(ウイリアム・ギブソン)のBLACK Pコートです。
作品名は「WILLIAM GIBSON COLLECTION Type BLACK PEA COAT 」です。
アメリカのベストセラーSF作家である、ウィリアム・ギブソン氏が2003年に発表した大作「パターン・レコグニション」。
その作品の主人公が「BUZZ RICKSON'S製の黒いMA-1」を宝物として大切に着ていることから端を発したのが
「WILLIAM GIBSON COLLECTION」です。
俗に「ピー・コート」と呼ばれるコートの原型は、18世紀には存在していたとも言われています。
名称は、オランダ語の「Piijekker(ピーイエッケル)」を英語にした物で
「Pii」が粗い毛織り物、「jekker」がジャケットから由来しています。
ヨーロッパ諸国でもピー・コート型のコートが幾つかの軍で採用されてきましたが、
このピー・コートは、アメリカ海軍が下士官用コートとして採用した1910年代のものです。
1910年代のピー・コートの特徴は、高密度の分厚いメルトンウール素材を用いていることと、
アメリカの国章を表す13個の星が彫刻されたアンカーボタンが付くことです。
この13個の星は、1777年にアメリカが合衆国として独立した時の州の数が13であったことに由来しています。
アメリカ海軍がピー・コートを採用した正確な時期は不明ですが、
第一次大戦当時の服装規定には既に下士官用コートとしてオーバーコートが掲載されていました。
襟が大型なのは海上で作業する際、
襟を立てて顔を覆い、強風対策を十分に確保出来るよう設計されています。
また、ポケットはスリット式のものが垂直に付けられていますが、
これは凍えた手を暖めるためのハンド・ウォーマーポケットです。
1930年代以降になると生産性やコスト面が見直され、生地の軽量化が進み、13スターボタンも廃止されます。
このピーコートは官給品よりも着丈を若干短くして運動性を持たせ、
強度面を意識してポケットの玉縁にはレザーを使用しています。
表地はウール90%、ナイロン10%の、高密度の分厚い36ozメルトン生地です。
しっかりとしたボリューム感のあるメルトン生地で、化学繊維のナイロンを混紡することにより、
天然繊維100%の素材に比べて型崩れしにくくなっています。
硬すぎず柔らかすぎない毛羽だった素材で、冬場には風を防いでくれ保温性もあります。
着込むほどに生地が馴染み風合いを増していきます。
身頃・袖裏地はコットン57% レーヨン43%の滑りのよいコットン混レーヨンサテン生地で、
インナーウェアとの摩擦を考慮した袖通しの良い機能的な生地です。
両身頃裏には上に口が開いた内ポケットが設けられています。
幅広のリーファーカラー、手を温めるために縦に切り込みを入れた深めのマフ・ポケット、
錨をあしらった大きめなボタンなどピーコートの特徴が再現されています。
艦橋や甲板などの厳しい気象条件で使用されることから、
風向により左右どちらでも上前を変えることが可能となっており、
片方のボタンが破損しても、もう片方で止められるという意味もあるコートです。
左襟裏にはボタンで着脱可能なチンストラップが装備され、
衿を立てチンストラップを使用することで、風の進入を防ぐようにされています。
背中のスソにはセンターベンツ(切り込み)入りです。
【品番】:BR12394表地:ウール90% ナイロン10%
裏地:コットン57% レーヨン43% レーヨンサテン
皮革部分:馬革
ラベル:William Gibson
【色】:ブラック
【モデル・状態】:新品
BUZZ RICKSON'S/バズリクソンズ
時は1993年、"FLIGHT JACKET"の歴史と誇りを追求する最強のブランドが誕生しました。"BUZZ RICKSON'S"。その復刻作業は、スペック、素材、フォルム、パーツに至るまで徹底的にこだわり、一着一着にクラフトマンシップを込め、本物だけが持つ魅力に肉迫します。映画「戦う翼」の劇中でスティーブ・マックィーンが演じる役名に由来する“BUZZRICKSON'S”は1993年、大空に向けて飛び立ちました。
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