火災で最も怖いのが煙です。煙の中を避難するときに「けむりフード」をかぶり、フードの中の空気を吸いながら、目を開けて、煙も吸わずに避難することができます。
個人差がありますが、フードの中の空気は歩いて約5間分、走って約3分間、呼吸ができます。
収納時は携帯に便利なコンパクトサイズなので、普段持ち歩くカバンやご家庭に備えておきましょう。また旅行に行くときは、ホテル・旅館火災に備えて「けむりフード」を携帯することをお勧めします。
見た目は普通のナイロン袋のようなけむりフードですが、ナイロン・アイオノマー・ポリエチレンからなる特殊多層フィルムでできており、耐熱温度は150℃です。
なるべくたくさんの空気を「けむりフード」にれて、逃さないことが大切です。