鳥取の最高品質鹿肉を缶詰に
「若桜の山で育った日本一の鹿肉を全国の人に知ってもらいたい!」という想いのもと、鳥取の最高品質鹿肉を老舗イタリア料理店ペペネーロのオーナーシェフが調理し、お店の味をそのまま缶詰に閉じ込めました!
鳥取の鹿肉は日本一美味しいと言われているのを知っていますか?
「鳥取の名物といえば鹿肉」というイメージは少なく、どちらかというと海産物のイメージですが、鳥取は人口最小県ながら鹿肉の消費量は北海道に次いで全国で2番目に多いのです。
特に鳥取から出荷される鹿肉のほとんどは県東部エリアの若桜町で捕獲されたものです。
若桜の山が育んだ日本一の鹿
やわらかい肉質で臭みの少ない若桜町の鹿肉は、2018年の食のボキューズ・ドール国際料理コンクールで日本代表に選ばれ、”日本一”の評価を獲得するほど高品質を誇ります。
特に、ペペネーロで提供されている鹿肉は鳥取県東部にある若桜町の険しい山奥で育っています。
急斜面で駆け巡っている鹿は筋肉質で身が引き締まっており、旨味がぎゅっと詰まっているのが特徴。
さらに、森林には鹿の餌になるドングリや栗などの木ノ実や山菜がたくさん残っているため、肉質はしなやかできめ細かく、栄養価がたっぷりの鹿肉となります。
周囲を山で囲まれて、自然が残っている鳥取だからこそ実現できた高品質の鹿肉です。
鹿肉は「美容」と「健康」に意識の高い女性にぜひ食べてほしいお肉。
高タンパク低カロリーで鉄分豊富なので、トレーニングで体を鍛えている方にもおすすめです★
高い解体処理技術が生み出しす極上の肉質
平成25年に若桜町に新設された公設解体処理施設「わかさ29(にく)工房」では、高い加工技術を持った職人が鹿肉の解体・加工処理を行っています。
※わかさ29工房は、鳥取県内のジビエ加工処理施設として初めて鳥取県HACCP(ハサップ)適合施設に認定された施設であり、徹底した衛生管理のもとで解体と加工を行っています。
その優れた職人技術により、ジビエ特有の臭みもほとんど気にならず、安心して食べらます。
鹿を捕獲する段階から、安心・安全でおいしいジビエになるよう配慮している、わかさ29工房が手がけた鹿肉の人気はすさまじく、数多くの有名シェフや仲買人が詰めかけて、常に生産が追いつかないほどの引きあいがあります。
鳥取市で1980年創業。老舗の本格イタリア料理店 ペペネーロ
「ペペネーロ」とは、イタリア語で「黒胡椒」を意味します。
小粒でもピリリと辛い、小さな店でも存在感のある店に、という想いで名づけられました。
山陰の森が育んだ「赤い宝石」とも言われる鳥取の鹿肉を、1980年創業のイタリア料理店「ペペネーロ イタリア館」のオーナーシェフがワインによく合うイタリア料理に仕上げました。
日本一の鹿肉を全国の人に味わってもらいたい
鹿肉は肉の特性上、焼くレシピが多く、熱処理が必要な加工商品はあまり作られていません。
そこで注目したのが味が強く煮込み料理に向いている「すね肉」の部位。
ただ、筋が多いため食べやすくするための工夫が必要で、赤ワインと調味液に1日つけて味がなじませたり、肉にパン粉の割合を増やしたり試行錯誤を繰り返しました。
調理はすべて手作業で、1回の缶詰のレシピを作るのに、丸二日かかるのは当たり前でした。
さらに、お店で温かい状態でだすのと違い、冷めた状態で食べることも想定しないといけません。
ソースになる野菜を2度こすことで味をしっかり染み込ませるなど、こだわって調理しました。
そしてやっとの思いで完成したのが、美味しさを丸ごと閉じ込めた2種のジビエ料理の缶詰。
「鳥取で育ち、鳥取で処理され、鳥取で調理される」そこに大きな意味があると考え、この缶詰にも“鳥取”のこだわりをふんだんに閉じ込めています。
※ジビエ料理の缶詰はテレビ・ラジオ・新聞などの多くのメディアに紹介されました。
鹿肉のブラッサート 〜野菜の旨味たっぷり赤ワイン煮〜
ブラッサートとは、北イタリアの郷土料理のひとつで、牛ほほ肉を使うことが多いですが、鳥取県若桜町産鹿肉を赤ワインで煮込んだものを缶詰にしました。
赤ワインでじっくり煮た鹿肉はやわらかく、野菜のうまみがたっぷり溶け込んだ煮汁も最高の味わいです。
煮込みの赤ワインには、鳥取県産の「北条ワイン」を使用。
水はけがよく葡萄の栽培に適した北栄町の土地で栽培されています。
他では味わえない個性豊かな風味で、料理が一段と深みのある味わいに仕上がりました。
味のアクセントには鳥取県産梨のジャムを使用しました。
フルーツ系の甘みと相性のよい鹿肉が見事にマッチしています。
繊維がほぐれるほどやわらかく煮た鹿肉とゴロゴロ入ったジャガイモとニンジンは、パンにもご飯にも◎。
ワインとの相性も抜群の一品です。
原材料:鹿肉(鳥取県産)、赤ワイン、野菜(玉ねぎ、にんじん、セロリ、ジャガイモ)、トマトピューレ、野菜ブイヨン、梨ジャム、食塩、香辛料
手軽に鹿肉を味える!軽食イタリアサンドのパニーノ
【材料】
鹿肉のブラッサート1缶
コッペパン 食パンでも可
サニーレタス
トレビス
【調理】
パン半分、サニーレタス、トレビス(紫いろの苦味のある野菜)などの野菜を敷いて、ブラッサートをのせ完成
ワインの香りが楽しめます。パンにのせるだけで出来て、ボリュームもあるので最強の時短料理です。
野菜と一緒に味わう、見た目もお洒落な鹿肉とトマトのクロスティーニ(カナッペ)
【材料】
鹿肉のブラッサート1缶
トマト 以外の場合大根など(季節野菜をお好みで)なければクラッカーでもOK
じゃがいも1個
牛乳50cc
塩コショウ 少々
ナツメグ 少々
生クリーム大さじ2
バター10g
【調理】
大きめのジャガイモを塩ゆでした後、皮をむいてマッシャーかフォークでつぶし、鍋に入れて、牛乳50cc、塩コショウ、ナツメグ、生クリーム大さじ2とバター10gを加えて加熱しながら木べらなどでしっかり混ぜる
ある程度なめらかになったら、できたマッシュポテトをトマトにのせ、上にイタリアンパセリを飾る
ポテトでソースがマイルドになり、トマトが爽やかな後味にしてくれています