
円形のテーブルといえば「ちゃぶだい」を思い出してしまいます。ドラマや映画の中で家族が顔を合わせるシーンでは、ちゃぶだいが登場するイメージがあるんですよね。
円形のテーブルを囲んで座ると自然と視線が交わり、会話が弾む効果があります。そういう意味でも一家団欒であったり、家族会議が行われたりしてきたちゃぶだいは、理にかなっているのです。
120cmという距離は近すぎず遠すぎず、お互いの顔を見渡すのにちょうどよい距離感。自然体でリラックスしながら、食事や会話を楽しめます。

家具や家電を含め、部屋は基本的に直線で構成されることが多いもの。そこへ円形のテーブルを置くことで柔らかな雰囲気になるとともに、空間のアクセントにもなります。
角がない分、生活の動線を広く確保でき、部屋全体が広く見える効果もあります。

円形のテーブルはデッドスペースができるので、置くには広いスペースが必要なのでは?と思ってしまいますよね。それは置き方を変えることで解決です。
壁に平行に置くのではなく、45°回転させてチェアーをナナメに配置することで奥行きが変わり、スペースを有効活用できます。
空いたスペースを詰めたいと感じた時に、ぜひお試しください。

木製のチェアーは「硬い」というイメージがあるかもしれません。もちろん、木なので実際に硬いです。しかし問題は「どれだけ硬いと感じるか」ということです。
RIVERのダイニングチェアーも木製なので、実際に硬いです。でも座った瞬間、木製であることを忘れてしまうような柔らかな座り心地に驚きます。

ではその柔らかな座り心地は、どこから来ているのでしょうか。
チェアーに座るところを想像してみてください。
実際お手持ちのチェアーに座ってみていただくと分かるかと思いますが、最初に触れるのは実は太ももの裏あたり。座面の先端あたりと接触します。RIVERの座面は丸く滑らかに削られているので、座った瞬間「柔らかい」と感じるのです。

もう一つのポイントは背もたれ。こちらも角を丸く削ることで、柔らかな座り心地を実現しています。
背中がすっぽりと収まるほどカーブが深い曲げ木にもたれると、自然とチェアーの奥まで体全体を預けることになり、リラックスした体勢になります。
座った瞬間の心地良さは、この座面と背もたれの二点によって感じられるのです。

RIVERを見た最初の印象は「シャープ」でした。その秘密はいたるところにあります。
まず脚部。平らな木材を使用しているので、見る角度によってはたったの3cm。さらに床に向かって細く伸びる脚部が、より細さを強調しています。
少し外に広がっていることで、これほど細いにもかかわらず、安定感は抜群。ぐらつきもありません。
そして天板。側面を内側に向かってナナメにカットし、薄く見えるように工夫されています。

また、チェアーの座面も見ての通り非常に薄く、厚みは2.8cmしかありません。このようにシャープに見せることで、丸みを帯びているのに可愛くなりすぎず、どんな家具にも合わせやすいデザインとなっています。

素材には丈夫で木目が美しい、オークの無垢材を使用。
一般的に無垢材を使用する場合、その風合いを楽しむために浸透性の塗料を使います。木材の内部に染み込む塗料なので、肌触りや質感は木そのままなのですが、傷やシミが付きやすく、定期的なメンテナンスが必要です。
しかしRIVERはウレタン塗装。表面を硬い塗膜でコーティングするので、メンテナンスいらずです。
基本的にウレタン塗装はテカリが強かったり、木の風合いを損ねてしまうのですが、RIVERは塗装を薄くすることでそれを回避。無垢の風合いや木の表情が綺麗なまま、永くお楽しみいただけます。

全員が顔を合わせられる、スタンダードな配置。会話がしやすく、料理も平等に手が届く理想的な形です。
実はこのテーブル、面積的には150×75cmのテーブル以上の広さがあるので、4人でゆったりと余裕を持って食事を楽しむことができます。

また脚部が内側に入っている分、どの位置でも無理なく座ることが可能。
例えば本を見ながらゆっくりしゃべりたい時は、席を近くに移動。広々と座りたい時は席を離した配置に。気分に合わせて自然に距離を保てるのは、円形ならではの使い方です。
| サイズ | 【テーブル】 |
|---|---|
| カラー | ナチュラル |
| 素材 | 天然木オーク無垢材(ウレタン塗装) |
| 耐荷重 | テーブル:30kg |
| 備考 | 【テーブル】 |