なぜ、普通の選手ばかりの公立一般校のバレー部が、
たった2年で、県大会に優勝できたのか…?
公立の一般校には、素質に恵まれた選手が
たくさん入部してくることはほとんどありません。
練習環境も、それほど整っていない学校がほとんど。
もし、それでもあなたが、初心者や素質に恵まれない選手を育て
、 県大会、地区大会で良い成績を残したいと思われるなら?
指導歴37年のベテラン指導者であり、多くの指導者から
「公立の希望の星」と称される熊崎監督は、
「強豪校がやっている練習は、かならずしも一般校にベストな練習ではない」と言います。
“一般校が排除すべき間違った3つの練習”
1つめが
「鋭い角度で叩きつけるスパイクは打たせないこと」。
なぜなら、スパイクが決まるかどうかは相手のブロック技術に左右されるから。
能力の高い選手がいないチームは、相手のレベルに左右されず得点を取れる戦略を優先すべきなのです。
2つめが
「ブロックをかわしてスパイクを打たないこと」。
多くのチームがブロックをかわしてスパイクを決める練習をしていますが、これは高度な技術のため、一般校の選手にあった技術とはいえません。
そして3つめが、
「コンビバレーはしないこと」。
コンビバレーを中心に戦術を組み立てると、ミスをするリスクが高くなり、試合の流れを相手に与えてしまうから。
大事なのは、
難しいことを排除し、やるべきことを徹底的にシンプルにして試合に送りだすことなのです。