化石ドラマチック

〜内容紹介〜
茶色くって地味~なイメージのある化石。
でも、そこには何億年も前の時代を必死にいきた古生物の物語が詰まっています。

2頭の恐竜が戦っているような姿のまま化石になったり、出産途中に頭だけ外にようやく出した状態で化石になったり……。

巨大恐竜の足跡が底なし沼になり、そこにはまったまま息絶え、足跡ごと化石になったり……。

死に場所の環境があまりによくて、全身がびっくりするほどきれいにのこったり…。


化石にまつわる奇跡のエピソードの数々を、ドラマチックに紹介します。

■監修:芝原暁彦
■著者:土屋健
■絵:ツク之助
■サイズ:148 mm x 210 mm
■出版社:イースト・プレス

※お使いの端末や閲覧環境により、写真と実物の色味や質感、サイズ感が多少異なって見えることがございます。
あらかじめご了承の上、ご購入お願いします。
著者について

監修/芝原暁彦

古生物学者、恐竜学研究所客員教授。博士(理学)。

1978年福井県出身。18歳から20歳まで福井県の恐竜発掘に参加し、その後は北太平洋などで微化石の調査を行う。筑波大学で博士号を取得後は、(国研)産業技術総合研究所で化石標本の3D計測やVR展示など、博物館展示と地球科学の可視化に関する研究を行った。2016年には産総研発ベンチャー地球技研を設立、「未来の博物館」を創出するための研究を続けている。監修に『古生物のしたたかな生き方』(幻冬舎)など。著書に『地質咢でわかる! 恐竜と化石が教えてくれる世界の成り立ち』(実業之日本社)がある。


著者/土屋健

サイエンスライター。オフィス ジオパレオント代表。

日本地質学会員、日本古生物学会員。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て、現職。古生物に関わる著作多数。『リアルサイズ古生物図鑑古生代編』(技術評論社)で、「埼玉県の高校図書館司書が選ぶイチオシ本2018」で第1位などを受賞。2019年、サイエンスライターとして初めて古生物学会貢献賞受賞。近著に『日本の古生物たち』(笠倉書店)、『古生物のしたたかな生き方』(幻冬社)、『アノマロカリス解体新書』(ブックマン社)など。


絵/ツク之助

いきものイラストレーター。

爬虫類や古生物を中心に、生物全般のイラストを描く。爬虫類のグッズシリーズも展開。イラストを担当した書籍に、「もっと知りたいイモリとヤモリ どこがちがうか、わかる?」(新樹社)、「マンボウのひみつ 」(岩波ジュニア新書)、「ドラえもん はじめての国語辞典 第2版」(小学館)、「恐竜・古生物ビフォーアフター」(イースト・プレス)など。著書に絵本「とかげくんのしっぽ」(イースト・プレス)がある。