脱酸素剤エージレス FXタイプ | |
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種類と特性 | 鉄系 水分依存型 高湿度の空気に触れてはじめて酸素吸収します。 ※エージレスの発熱反応 エージレスを使用した食品などの包装を開けた際に、エージレスの酸化反応のため発熱をすることがあります。但し発熱量は小さいので、一般的には火傷に至るようなことはありません。又、発火に至る等の心配はありません。発熱温度や時間はエージレスの種類や実装状態により異なります。 |
タイプ | 鉄系水分依存型(高水分用) FXタイプ |
特徴 | 片面吸収 耐水性に優れます。 |
脱酸素日数(25℃) | 0.5〜1日 |
作業時間(作業環境) | 温度25℃ 相対湿度70%RH未満 8時間以内 温度25℃ 相対湿度70%〜90%RH 4時間以内 |
温度35℃ 相対湿度70%RH未満 4時間以内 温度35℃ 相対湿度70%〜90%RH 2時間以内 | |
主な用途 | 切り餅、白玉、生麺、生わかめ※、味噌※、生パン粉、甘納豆 ほか |
適用範囲(Aw) | 0.85以上 |
種類と使用上の注意 | 「水分依存型」 ●エージレス自体には水分を持たせていないため、商品から蒸散してくる水分に触れることで反応を始めます。乾燥食品には使えません。 ●水分が届きやすい位置に装填してください。 ●FXタイプ、FX-Lタイプ、FJタイプは片面吸収タイプで、吸収面(無地の白い面)を商品に向けて封入してください。 ●アルコールを含む商品やアルコールを噴霧する商品にはFX-Lタイプが適しますが、実装品による試験で効果を確認してください。 ※生わかめ・生味噌 Aw = 0.75ですが、FXタイプで十分な脱酸素速度が得られます。 |
包装形態・装填位置の注意 | 商品から蒸散する水分が届きやすい場所に装填します。 |
このような包装形態には適していません。 | |
水分や油分の程度により耐水タイプ、耐油タイプでも十分な効果が得られないことがあります。実装品による試験で確認する必要があります。 | |
エージレスの酸素吸収やエージレスアイの変色は化学反応ですので、温度や酸素濃度が低くなると酸素吸収や変色の速度が遅くなります。 |